2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13GS0018
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
新井 健生 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 教授 (90301275)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田村 坦之 関西大学, 工学部, 教授 (90029257)
藤井 隆雄 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 教授 (70029510)
西田 正吾 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 教授 (00273607)
三浦 利章 大阪大学, 大学院・人間科学研究科, 教授 (00116104)
山本 茂 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 助教授 (70220465)
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Keywords | システム工学 / 人間科学 / 知能ロボティクス / スマートセンサ情報システム / 人間生活環境 |
Research Abstract |
安心・安全を測るシステム人間科学の創成のテーマでは,不確実性下の価値関数の理論に基づいた介護ロボットに対する安心感の価値評価,並びに確率的DEMATELにより,食品に対する消費者の不安要因の抽出とその解消のための意思決定支援の方法論を開発した.また,オペレータによる切り替え操作を監視し,その状態変化を検出する統計的検定法と手動制御の補助を行う付加的自動制御系の構成を行った.さらに,稼働プラントの定量的かつ迅速な異常診断法と,バイアス故障を迅速に検出する診断法を開発した. 安心・安全空間創出のためのモニタリング・サポートシステムの構築のテーマでは,全方位画像から毎秒3フレームで同時に4名まで人物を追跡するシステムを開発すると共に,顔認証システムを拡張し写真詐称に対応した.また,環境に埋め込まれたカメラにより通常時のシーン変化をデータベース化することで未知物体の領域を切り出すことや,得られた顔形状から正面顔を生成するシステムを構築した.さらに,車椅子ユーザの総合支援を目的としたヒューマノイドによる車椅子押し動作,広域画像計測,移動中の物体把持を実現し,すれ違い動作については安心感評価を行った.監視用移動カメラで環境の3次元地図を生成すると共に人物の特徴を獲得する手法について研究を行った. 大規模災害時の危機管理と安心・安全の確保のテーマでは,木構造の動的なネットワークにおいて,複数個の避難施設への避難誘導アルゴリズムと避難施設配置問題に対する高速なアルゴリズム開発をおこなった.監視カメラ映像データ管理システムの評価実験を行うと共に,安心感と信頼感を与えるエージェントインタフェースの要素技術を検討した.さらに災害対策支援システムに適した拡張現実感技術を開発した.
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Research Products
(7 results)