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2014 Fiscal Year Annual Research Report

長寿リスクの資本市場におけるヘッジに関する研究

Research Project

Project/Area Number 13J03181
Research InstitutionHitotsubashi University

Principal Investigator

髙松 良光  一橋大学, 商学研究科, 特別研究員(DC2)

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2015-03-31
Keywords長寿リスク / リバースモーゲージ / Lee-Carterモデル / ベイズ法
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は,日本における長寿リスクに関して,(1)先行研究での問題点を改善し,かつ現実的にも整合的なモデルを提案すること,(2)ベイズ予測分布の中立化による長寿リスクの評価を行うこと,(3)長寿リスクの証券化やリバースモーゲージ等,長寿リスクのヘッジの枠組みを提示し,その評価を行うこと,の3点である.その際,ベイズ法によるアプローチを用いてモデル推定,将来予測,長寿リスク評価,さらに証券化商品等長寿リスクをヘッジできる商品の評価を一貫した枠組みで行う.
平成26年度の研究実施計画は, (a)前年度得られた結果を基に,日本における長寿リスクのヘッジの枠組みを提案し,ベイズ法によるアプローチを用い,リバースモーゲージ等の長寿リスクをヘッジできる商品の評価を行うこと,(b)ここまでで得られた長寿リスクに関するモデル,評価,ヘッジの枠組みについての見地に基づき,長寿リスクに関する制度面での調査を進め,日本で長寿リスクの証券化商品の普及が進まない要因や,リバースモーゲージが普及しない要因を探り,今後日本でこれらが普及するために必要な要因を提示すること,の2点であった.
(a)について,平成25年度に引き続き,長寿リスクに関する研究動向の整理を行い,アメリカやヨーロッパにおける長寿リスクやリバースモーゲージの証券化に関する論文等,長寿リスクのヘッジの枠組みに関する論文を集中して読み込んだ.また,日本のデータを用いた住宅価格の予測を行い,リバースモーゲージ等の長寿リスクをヘッジできる商品の評価につなげた.
(b)について,長寿リスクに関する制度面での調査として,まず過去日本において扱われたリバースモーゲージなどの長寿リスクに関する商品について調査した.また,これらの商品の背景となった要因を探るため,制度面に注目した論文やレポートを集中的に読み込んだ.

Research Progress Status

26年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

26年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2016-06-01  

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