2014 Fiscal Year Annual Research Report
ウマの骨折に対する生体組織工学を用いた再生医療に関する研究
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13J03256
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
徐 鍾筆 岐阜大学, 連合獣医学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 生体組織工学 / 骨再生 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究はウマの骨疾患に対する Locking compression plate(以下、LCP)ならびに生体組織工学の効果の評価のために下記の4項目の検討を実施する。積極的な研究遂行を通じて4番項目まで検討を終了した。結果は、国内外の学会で発表し、国際学術誌に掲載した。 1.ウマの骨欠損モデルに対する幹細胞ならびにBMP-2の用量の影響の検討:この研究により、幹細胞混合BMP-2含浸スポンジの骨再生効に対する有用性が確認された。また、幹細胞数の増加に伴った骨再生の違いは認られず、BMP-2濃度の増加に伴った骨再生促進効果が認められた。今後、馬の骨欠損に対する幹細胞混合骨形成蛋白-2含浸スポンジの応用が期待された。 2.ウマの近位指節間関節固定術におけるLCPならびに幹細胞混合BMP-2含浸スポンジの検討:この研究により、LCPと生体組織工学の組み合わせがウマの早期骨癒合を促進することを明らかにした。今後、ウマの骨折治療におけるLCPと生体組織工学の組み合わせの臨床応用が期待された。 3.幹細胞培養におけるFBSの代替物質として同種異系PRPに関するin vitroの検討:この研究により、ウマ血小板溶解液はウシ胎児血清に見られるような倫理的・科学的問題および安全性に関わる問題がなく、ウマ間葉系幹細胞の培養に有用であると考えられた。 4.骨・関節損傷症例に対するLCPならびに幹細胞混合BMP-2含浸スポンジの適用検討:この研究により、LCPならびに幹細胞混合BMP-2含浸スポンジの骨および骨軟骨組織再生促進効果及びLCPの優れた固定力が証明された。今後,ウマの骨折治療における生体組織工学およびLCPの積極的な臨床応用が期待される。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)