2014 Fiscal Year Annual Research Report
ADAMプロテアーゼが担う心臓神経堤分化制御の解明
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13J04661
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
荒井 宏行 京都大学, 再生医科学研究所, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 心臓 / 神経堤 / Adam19 |
Outline of Annual Research Achievements |
代表研究者らはノックアウトマウスの解析により膜型プロテアーゼAdam19が心臓神経堤細胞の適切な分化に必須であることを見出した。 Adam19はこれまで心臓の心室中隔、弁形成に寄与することが知られていた。しかし、その細胞、分子メカニズムは不明であった。 代表研究者らはAdam19欠損マウスの心臓神経堤細胞を遺伝学的に可視化し、その表現型を分子レベルで評価、確認した。Adam19 Venus(緑色蛍光タンパク質)ノックインマウスの作製により、Adam19の発現パターンを詳細に確認することを可能にした。また、この観察結果より移動後の心臓神経堤で強く発現していることが明らかとなった。申請者はAdam19のコンディショナルノックアウトマウスを作製し、現在どの細胞(心臓神経堤細胞もしくはその他の細胞)で発現するAdam19が心臓神経堤の適切な分化に必要なのか、研究を進めている。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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