2013 Fiscal Year Annual Research Report
自己組織化マップを用いた迅速・高信頼性感染症スクリーニングシステムの構築
Project/Area Number |
13J05344
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
孫 光鎬 首都大学東京, システムデザイン研究科, 特別研究員(DC1)
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Keywords | スクリーニングシステム |
Research Abstract |
本研究では, 検疫における新興・再興感染症の高精度の検出とその流行予防のため, 自己組織化マップを用いた迅速・高信頼性感染症スクリーニングシステムの構築を目的である。25年度は, より精度の高い検疫を行うためには, これまでのシステムで計測していた体温・心拍数・呼吸数に加えて, 酸素飽和度測定項目の追加を行った。具体的に, (1)酸素飽和度センサーと現スクリーニングシステムとのハードウェア統合。(2)4つの生理的データ(心拍数・呼吸数・体温・酸素飽和度)対応の自己組織化マップベース判別関数の再構築。(3)病院で季節性インフルエンザの入院患者を対象とした性能評価試験を実施した。また, システムの実用化開発を目指して, デザインと使いやすさを追求したシステムの試作も行った。研究成果として, 3件の論文誌, 2件の国際学会発表, 3件の国内学会発表等を積極的に外部へ研究発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
当初の計画では, 初年度の目標を, これまでのシステムで計測していた体温・心拍数・呼吸数に加えて, 酸素飽和度測定項目の追加としていた。これに対して, 上記目標を達成すると共に, 工業デザイン系の学生と共同でデザイン性に優れたシステムの試作も行った。よって, 当初の計画以上に進展していると言える。
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Strategy for Future Research Activity |
初年度の研究計画通りに進めることができたので, 次年度は自己組織化マップ判別関数の高速化を実現させ, システムのリアルタイム性を評価する。
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Research Products
(10 results)
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[Presentation] Development of an Infection Screening System for Entry Inspection at Airport Quarantine Stations Using Ear Temperature, Heart and Respira tion Rates.2013
Author(s)
G. Sun, N. Abe, Y Sugiyama, N Q. Vinh, K. Nozaki, Y. Nakayama, O. Takei, Y. Hakozaki, S. Abe, T. Matsui
Organizer
The 35th Annual International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society
Place of Presentation
Osaka International Conve ntion Center
Year and Date
2013-07-06
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