2014 Fiscal Year Annual Research Report
遺伝連鎖群解析法を用いた赤外期マラリア免疫の標的遺伝子の探索と免疫誘導性の検証
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13J09010
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Research Institution | Kyorin University |
Principal Investigator |
津田 愛美(井上 愛美) 杏林大学, 医学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | マラリア / 免疫 / ワクチン |
Outline of Annual Research Achievements |
赤外期マラリア原虫感染に対する獲得免疫の標的遺伝子を探索するため、今年度は赤外期マラリア感染に対する防御免疫を賦与するための系を構築した。具体的には野生型ネズミマラリア原虫のP. yoelii yoelii 17X株 感染蚊唾液腺より赤外期マラリア原虫を回収し、アトバコン投与下においてマウスの静脈内に接種した。 この赤外期マラリア感染に対する防御免疫を賦与出来る系を用いて、接種した株と異なるP. yoelii yoelii AR株のマラリア原虫を免疫群、非免疫群にそれぞれ感染させ、肝臓内における原虫の増殖を測定した。 その結果、17X株で免疫したマウスに17X株を感染させると、非免疫群と比べて有意に肝臓内の原虫増殖が抑制された。また、17X株で免疫下マウスに異なるAR株を感染させると、非免疫群と比べて肝臓内の原虫増殖が有意に抑制された。この結果から、17X株で赤外期マラリア感染に対する免疫を賦与すると、17X株とAR株の両方の株の肝臓内増殖を抑制することが明らかになった。 今後は17X株で免疫したマウスにAR株を感染させ、肝臓内増殖の後に起こる赤内期マラリア感染の増殖の有無を検討し、免疫の成立を評価する。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)
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[Journal Article] The protective effect of CD40 ligand-CD40 signalling is limited during the early phase of Plasmodium infection.2014
Author(s)
Inoue S, Niikura M, Inoue M, Mineo S, Kawakami Y, Uchida A, Ohnishi H, Kamiya S, Watanabe T, Kobayashi F.
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Journal Title
FEBS Letters
Volume: 13
Pages: 2147, 2153
DOI
Peer Reviewed / Open Access / Acknowledgement Compliant
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