2013 Fiscal Year Annual Research Report
ワイヤレス通信のための先進的信号処理技術を用いた非線形補償法の研究
Project/Area Number |
13J09593
|
Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
馬 岳林 電気通信大学, 先端ワイヤレスコミュニケーション研究センター, 特別研究員(DC2)
|
Keywords | 受信機 / 送信機 / 非線形ひずみ / FPGA |
Research Abstract |
今年度では、英文論文誌で5件の論文掲載、1回国際会議での発表を達成した。特に、この中の3件はいずれもIEEEの国際的に著名なトップジャーナル(Microwave Theory and Techniques2件、Circuit and Systems1件)に掲載された。 1. 受信機側における非線形ひずみによる結合干渉を除去するための新たな千渉除去処理方式を提案し、理論検討およびシミュレーションによりその性能を検討した。または、非線形が有する低雑音増幅器を使って、補償法を実験で評価した。以上の内容はIEEE Transactions on Microwave Theory and Techniquesで掲載した。 2. 送信機非線形ひずみ補償技術でのFPGA実装を完成しました、この内容はIEEE Transactions on Microwave Theory and Techniquesで報告した。 3. 広帯域の非線形ひずみ補償ディジタル・プリディストータ技術を提案し、実験で検証した。またこの技術はIEEE Transactions on Circuit and Systems Iで掲載した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
今年度では、英文論文誌で3件の論文掲載、1回国際会議での発表を達成した。特に、この中の3件はいずれもIEEEの国際的に著名なトップジャーナル(Microwave Theory and Techniques 2件、Circuit and Systems 1件)に異例の短期間の査読で採録決定がなされており、これは論文内容のレベルの高さとインパクトの大きさを物語っている。
|
Strategy for Future Research Activity |
現在の非線形ひずみ補償技術研究は特定のシステムで展開していたが、今後はその応用性を一般化することを進む。このなかでは、一般化を有する新たな提案し、理論検討およびシミュレーションによりその性能を検討する。または、今までの研究で既に確立した技術をFPGA回路で実装して、帰路規模を含め、実現可能性を評価する。最後、以上について、研究成果を海外で開催する国際会議で発表する。ジャーナル論文に投稿、発表する。
|