2002 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14048103
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
奥山 喜久夫 広島大学, 大学院・工学学研究科, 教授 (00101197)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂本 和彦 埼玉大学, 工学部, 教授 (20111411)
東野 達 京都大学, 大学院・エネルギー科学研究科, 助教授 (80135607)
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Keywords | 大気エアロゾル / 環境技術 / 計測工学 / 大気汚染防止・浄化 / 大気現象 / 二次粒子生成 |
Research Abstract |
研究課題「大気エアロゾルの性状と二次粒子生成」に関する研究進行のための会議を以下の二日の日程で討論が行われた。 ・日時:2002年7月15日(月)13:00〜、場所:東京大学工学部5号館337号室 奥山喜久夫研究代表者を中心に本研究課題の進行の手法について議論を行った。また、各計画研究班による発表が行われた。発表内容としては以下の通りである。 ・無機エアロゾル測定法の開発と性状特性の解明(東野) ・含炭素エアロゾル測定法の開発と性状特性の解明(坂本) ・減圧場大気汚染物質ガスからの紫外線反応による二次粒子生成・成長メカニズム解明(空閑) ・多粒子系連立放物型過程の非平衡・動的平衡論とその硫酸系エアロゾル解析への応用(飯沼) ・クラスターイオンからナノ粒子への成長過程の観測:ドリフトチューブ法の応用(長門) 本会議では、エアロゾルの測定法に関しての妥当性が討論の中心となり、今後測定に関する調査も進めたいという声も挙がった。 ・日時:2002年11月11日(月)13:30、場所:東京大学山上会館001号室 第1回会議で問題提起された計測法に関して集中的に討論が行われた。また、エアロゾル計測について、奥山研究代表者、坂本、東野による発表および討論が行われた。 ・無機エアロゾルの計測法(東野) ・炭素分析ならびにEC(元素状炭素)とOC(有機炭素)の問題について(坂本) ・エアロゾルの性状の物理的計測法(奥山) 本会議では、測定条件の統一の可能性を探ることが重要である。また、これら計測条件の統一をフィールド用、基礎研究用、両面をにらんで検討、調整していく予定である。
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