2002 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14082101
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
古川 鋼一 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (80211530)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村松 喬 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (00030891)
木下 タロウ 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (10153165)
木全 弘治 愛知医科大学, 分子医科学研究所, 教授 (10022641)
川嵜 敏祐 京都大学, 大学院・薬学研究科, 教授 (50025706)
神奈木 玲児 愛知県がんセンター研究所, 部長(研究職) (80161389)
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Keywords | グライコミクス / 糖鎖 / 糖タンパク質 / 糖脂質 / 分子複合体 / 機能調節 / ミクロドメイン |
Research Abstract |
班研究の発足に際して、1、基本方針の確認、2、グライコミクス研究の推進のための基盤の整備、3、班の結成と個々の計画班員の研究の具体的な計画に関する討議、を行った。1、総括班における実施計画の検討に関しては、種々の討論を行い、主たる研究計画を確認すると共に、広く関連研究者との協力、共同研究を推進すること、若手の独創的な研究を援助し育成していくことを確認した。2、各班における目標と計画の再確認を行うと共に、基盤となる機器導入などを実施した。また、ニューズレターの編集と発行、ホームページの作製と開設を行い、広く関係者に送付して、班研究の趣旨と動向を内外に流布せしめた。3、班の発足と計画班員個々の具体的な計画確認のため、公開シンポジウムを開催して計画の趣旨と実現性等に関して討論を行った。また、ひろく他領域の研究者、企業関連研究者、若手研究者に参加をよびかけて、種々の批判やコメントを得た。その他、班長および事務局担当者の間で、班研究の進め方、シンポジウムおよび教育的行事の企画、ニューズレターの編集・発行方針と責任体制、その他ホームページなどの広報活動や財政方針などにつき検討し、基本方針と当面のスケジュールおよび担当者を確認した。また、ホームページの拡充やニューズレターの充実につき、各々の担当者と協議を行い、計画案を作成しつつある。その他、創造的独創研究(CREST)や経済産業省における糖鎖プロジェクト研究との協力方法に関しても、協議を進めている。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] Mitsuda, T. et al.: "Over-expression of ganglioside GM1 results in the dispersion of platelet derived growth factor receptor from glycolipid-enriched microdomains and in the suppression of cell growth signals"J.Biol.Chem.. 277. 11239-11246 (2002)
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[Publications] Inoue, M. et al.: "Refractory skin injury in the complex knock-out mice expressing only GM3 ganglioside"J.Biol.Chem.. 277. 29881-29888 (2002)
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[Publications] Nakamura, Y. et al.: "Identification of a Drosophila gene encoding xylosylprotein b4-galactosyltransferase that is essential for the synthesis of glycosaminoglycans and for morphogenesis"J.Biol.Chem.. 277. 46280-46288 (2002)
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[Publications] Itano, N. et al.: "Abnormal accumulation of hyaluronan matrix diminishes contact inhibition of cell growth and promotes cell migration"Proc.Natl.Acad.Sci. USA. 99. 3609-3614 (2002)
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[Publications] Shibata, Y. et al.: "Nuclear targeting by the growth factor midkine"Mol.Cell.Biol.. 22. 6788-6796 (2002)
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[Publications] Ohishi, K., Nagamune, K., Maeda, Y., Kinoshita, T.: "Two subunits of GPI transamidase GPI8 and PIG-T form a functionally important intermolecular disulfide bridge"J.Biol.Chem.. (in press). (2003)