2003 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14082101
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
古川 鋼一 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (80211530)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村松 喬 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (00030891)
木下 タロウ 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (10153165)
木全 弘治 愛知医科大学, 分子医科学研究所, 教授 (10022641)
川嵜 敏祐 京都大学, 大学院・薬学研究科, 教授 (50025706)
神奈木 玲児 愛知県がんセンター研究所, 部長(研究職) (80161389)
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Keywords | グライコミクス / 糖鎖 / 糖タンパク質 / 糖脂質 / 分子複合体 / 機能調節 / ミクロドメイン |
Research Abstract |
平成15年度中に、総括班会議2回、夏期シンポジウムおよび公開シンポジウムを各1回行った。またニューズレターの2号、第3号を発行すると共に、随時ホームページの改訂を行って、班員、班友に対する研究と研究班の情報交換を行った。 主な内容を要約すると、1、8月に浜松において夏期シンポジウムを行い、170名近い参加を得て活発な討論を行った。外国人招待講演としてアカデミアシニカ(台北)のクー博士を招き「マススペクトロメトリ」に関する先端的知見を発表していただいた。一般発表は全ての計画、公募班員、班友によって均等に行い、相互の研究内容の理解を図った。 2、同時期に開催した第2回総括班会議においては、(1)公募研究の選考過程、(2)夏期シンポジウム、(3)15年度研究状況報告書などを参照しながらの研究の現況の評価、などにつき討議を行った。特に特殊技術に関する協力体制、若手マンパワーの確保、リソース供給体制などにつき具体案を検討した。 3、8月に発行したニューズレター第2号では、研究報告、提言、学会参加記、行事予定などを掲載した。 4、平成16年1月に名古屋において第2回公開シンポジウムを行い、外国人招待講演3題の他に班員9名の発表と討論を行った。招待講演では、スタンレー博士の「ノッチシグナルのノックアウトマウスによる解析」、ナカトー博士による「Drosophila変異体によるプロテオグリカンの機能」、ブリターウェク博士による「スフィンゴ脂質のアポトーシス誘導と癌治療」に関して、エキサイティングな発表が行われ、出席者に大きな刺激を与えた。班員の発表も進捗状況著しいものが多く、参加者の得る所が大きいと思われた。 5、同時期に開催した第3回総括班会議では、この間の経過報告と、平成16年度の予定について活発な討議を行った。 6、ニューズレター第3号は、研究報告、海外便り、御意見番のコメント、研究室便りなど多彩な研究者に様々なジャンルで原稿を寄せてもらい、親しみのある豊かな内容が掲載された。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] Chen, H.H.et al.: "Suppression of lung metastasis of mouse Lewis lung cancer P29 with transfection of the ganglioside GM2/GD2 synthase gene."Int.J.Cancer. 103. 169-176 (2003)
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[Publications] Furukawa, K., Horie, M., Okutomi, K., Sugano, S., Furukawa.K.: "Isolation and functional analysis of the melanoma specific promoter region of human GD3 synthase gene."Biochim.Biophys.Acta.. 1627. 71-78 (2003)
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[Publications] Tsuchida, A.et al.: "Synthesis of disialyl Lewis a structure in colon cancer cell lines by a sialyltransferase ST6GalNAc VI responsible for the syntheis of α -series gangliosides."J.Biol.Chem.. 278. 22787-22794 (2003)
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[Publications] Iwamura, K. et al.: "The blood group P1 synthase gene is identical to the Gb3/CD77 synthase gene : A solution of the P1/P2/p puzzle."J.Biol.Chem.. 278. 44429-44438 (2003)
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[Publications] Yada, T.et al.: "Chondroitin sulfate synthase-3. Molecular cloning and characterization."J.Biol.Chem.. 278. 39711-39725 (2003)
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[Publications] Kakuda, S.et al.: "Structural basis for acceptor substrate recognition of a human glucuronyltransferase, GlcAT-P, an enzyme critical in the biosynthesis of the carbohydrate epitope HNK-1."J.Biol.Chem.. (In press). (2004)