2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14082101
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
古川 鋼一 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (80211530)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木全 弘治 愛知医科大学, 分子医科学研究所, 教授 (10022641)
木下 タロウ 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (10153165)
村松 喬 愛知学院大学, 心身科学部, 教授 (00030891)
神奈木 玲児 愛知県がんセンター研究所, 分子病態学部, 部長 (80161389)
川嵜 敏祐 立命館大学, 糖鎖工学研究センター, 教授 (50025706)
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Keywords | グライコミクス / 糖鎖 / 糖タンパク質 / 糖脂質 / 分子複合体 |
Research Abstract |
17年度は5年計画の4年目で、個々の研究が大きく展開した時期であり、2度のシンポジウム開催、ニューズレター発刊、ウエブサイト充実などに努めた。 1、8月には、ルネッサンス岐阜において夏期シンポジウムを行い、米国より2名、オランダより1名の講師を招くと共に、新規の公募班員37名の発表を中心に活発な討論を行った。予想を越えて、200名以上もの参加者があった。また、ポスターセッションも実施することにより、班員に限らず幅広い糖鎖生物学者の、特に若手研究者の研究交流の促進に貢献した。 2、2度の総括班会議において、広報活動を強めることの重要性、ホームページの充実を指摘されると共に、今後の糖鎖研究のあり方について突っ込んだ討論がなされた。総括班員からのコメントに沿って、広報活動の強化に努め、ホームページの英語バージョンを開設するに至った。 3、冬期の公開シンポジウムは、1月末に名古屋ガーデンパレスにて開催し、米国とスイスから、著明な糖鎖生物学者を迎えて、最先端の研究報告に触れると共に、進境著しい班員、班友からの研究報告を基に、今後の糖鎖生物学の発展方向につき熱い討論をくり広げた。全体で約140名の参加者を得た。 4、班員相互の交流と、班内外の研究者の相互理解の促進に向けて、ニューズレターの充実に努力し、8月には第6号を、1月には第7号を刊行した。井村裕夫先生や永井克孝先生のご寄稿をはじめ、若手研究者から海外の留学生まで含めて、多彩な方々に興味深い記事・原稿をお寄せいただき、班研究の広報活動の一環として貴重な役割を果たした。 5、12月の初めには、品川において、日本糖質科学コンソーシアムの第3回シンポジウムが開催され、その共催者としての一翼を担った。領域代表として、班研究の現況を報告すると共に、数名の班員が研究内容の進展につき報告を行った。
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Research Products
(6 results)