2005 Fiscal Year Annual Research Report
超広視野赤外カメラによる短周期ミラ型星の完全サーベイ
Project/Area Number |
14204018
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Research Institution | National Astronomical Observatory of Japan |
Principal Investigator |
吉田 道利 国立天文台, 岡山天体物理観測所, 助教授 (90270446)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中田 好一 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (80011740)
泉浦 秀行 国立天文台, 岡山天体物理観測所, 主任研究員 (00211730)
柳澤 顕史 国立天文台, 岡山天体物理観測所, 主任研究員 (90311183)
清水 康広 国立天文台, 岡山天体物理観測所, 研究技師 (60143517)
岡田 則夫 国立天文台, 天文機器開発実験センター, 研究技師 (20311178)
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Keywords | 天文学 / 赤外線天文学 / 銀河系 / 広域サーベイ / ミラ型変光星 / 天体距離決定 |
Research Abstract |
平成17年度は、超広視野赤外カメラシステムの根幹となる近赤外広視野カメラの光学系を完成し、それを覆う真空デュワーおよび真空デュワー中で冷却環境下で動作させるフィルター交換機構を完成させた。これに冷凍機を装着し、冷却試験を行って予定性能を達成することを確認した。さらに、このシステムを望遠鏡に取り付けるための治具を91cm望遠鏡に装着した。また、91cm望遠鏡の主鏡を金コーティングを行い、赤外性能を向上させた。さらに、検出器に関して、国立天文台ハワイ観測所で開発されたMessiaVシステムにて検出器駆動するシステムを製作・試験し、良好な駆動ができることを確認した。このほか、観測可能性の詳細検討、新たな観測目標の検討とサーベイ領域の策定を行った。諸外国の近赤外観測装置開発の動向を探り、技術的情報の交換を行うため、数回の海外出張を行い実地調査および研究交流も行った。
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Research Products
(6 results)