2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14208001
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Research Institution | The Graduate University for Advanced Studies |
Principal Investigator |
平田 光司 総合研究大学院大学, 葉山高等研究センター, 教授 (90173236)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
湯川 哲之 総合研究大学院大学, 葉山高等研究センター, 教授 (20110091)
柴崎 文一 総合研究大学院大学, 葉山高等研究センター, 助教授 (90260124)
出口 正之 国立民族学博物館, 教授 (90272799)
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Keywords | STS / 大学院教育 / 国際比較 / 科学研究所の広報 / 科学ジャーナリズム / 科学政策 / アーカイブズ / オーラルヒストリー |
Research Abstract |
目標の一つであった「我が国におけるSTS研究の拠点となるべき研究組織の基盤構築」に関しては、本研究、および関連する調査・研究活動の成果として、教育研究拠点の具体的な構想を提言することが可能となり、総合研究大学院大学・先導科学研究科の新専攻(平成19年度発足予定)において、主研究教育分野「生命共生体科学」の必須の構成要素として、STSの教育コースを設けることとなった。 「米国を始めとしたSTS研究の先進諸外国における研究動向の調査・比較」で明らかになったことのひとつは、STS研究のためのインフラストラクチャー形成の必要性である。STS研究のインフラストラクチャーとしての史料、オーラルヒストリーのアーカイブズと共有化の必要性が認識され、これらの基礎研究を行った。特に史料アーカイブズ、オーラルヒストリーの実際について、資料収集、研究視察、アーキビストとオーラルヒストリアンの養成コースの視察を行うなど、以下の活動を行った。 (1)米国の研究・教育機関・生涯学習施設を視察した。特に米国で行われたオーラルヒストリーのサマースクール、デジタルアーカイブズサマースクールの調査を行い、本学における研究体制確立の参考とした。 (2)アジア地域、特に中国のSTS研究の動向を調査した。 (3)本研究の成果(中間)報告を国際会議で行った。(4Sおよび東アジアSTS会議) 10月にカリフォルニアで行われた4S年会に出席し、報告を行うと共に、カルフォニア工科大学アーカイブ室、カルフォニア工科大学アインシュタインペーパープロジェクト、ハンチントン図書館アーカイブ、南カルフォニア大学デジタルメディアグループ、UCLAを訪問し、見学と意見交換を行った。9月に中国で開催された東アジアSTS会議に平田が出席し、研究成果の発表を行うとともに、アジアにおけるSTS研究の状況を調査した。
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Research Products
(6 results)