2002 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14310069
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Kitami Institute of Technology |
Principal Investigator |
大野 晃 北見工業大学, 工学部, 教授 (00117003)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小内 純子 札幌学院大学, 社会情報学部, 助教授 (80202000)
中道 仁美 農林水産政策研究所, 地域振興政策部, 室長 (30254725)
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Keywords | 条件不利地域 / 限界集落 / 直接支払制度 / 環境保全 / 住民自治 / グリーツーリズム / 地域再生 / 内発的発展 |
Research Abstract |
条件不利地域を主要な研究対象にしている本研究は、国内の調査研究と海外(EU)の調査研究とに分かれている。今年度は研究の初年度で第1回の研究会を5月に開いて研究課題の検討と研究計画を話し合い、以後年度末までに計6回の研究会を行った。今年度の調査研究の概要は以下の通りである。 1.国内の調査研究 大野は高知県の池川町で森林の保水力低下問題について詳細な調査を進め、流域共同管理による環境保全対策に取り組み、中道は愛媛県内子町のグリーンツーリズムと農業の直接支払制度の調査を実施。小内は北海道の標茶町の住民組織による地域活性化の調査を行った。 2.海外(EU)の調査研究 海外調査は2ヶ所を取り上げ、8月〜10月にかけ共同調査として実施した。1つはグリーンツーリズムの課題を中心にイタリア北部のバッレデッレパリチセエ地域を、もう1つはルーマニア・スチャバ県のヤコベニ村をとりあげ、EUに対する農民の意向調査を実施した。 3.研究の成果公表について 以上、国内及び海外(EU)における調査研究の成果は2003年8月22日〜26日の5日間アイルランドで開かれるヨーロッパ農村社会学会に「条件不利地域政策に対する農民の対応〜日本とルーマニアの比較研究」として発表を予定している。発表の申し込み手続は既に完了している。
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