学力における特異型と万能型の生徒に対する早期教育の比較研究

2004 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 14310142
• Research Institution: The National Center for University Entrance Examinations
• Principal Investigator: 岩坪 秀一 独立行政法人大学入試センター, 研究開発部, 教授 (20141997)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 木下 冨雄 甲子園大学, 学長 (10026742) ; 四方 義啓 名城大学, 理工学部, 教授 (50028114) ; 内田 達弘 名城大学, 理工学部, 講師 (50168697) ; 伊藤 圭 独立行政法人大学入試センター, 研究開発部, 助手 (60332144)
• Keywords: 特別科学教育 / 飛び級 / 飛び入学 / 早期英才教育

Research Abstract

研究会を3回開催し、アンケート調査を実施した。さらに、最終年度として研究成果報告書を作成した。
(1)研究会
・平成16年7月2日(金)13時30分〜18時 於 名城大学総合数理教育センター
金澤高師における特別科学教育経験者からの聴き取り調査報告 岩坪秀一(大学入試センター)・清原岑夫(金澤大学元教授)
飛び入学生の最近の活動および教育の取り組みについて 内田達弘・四方義啓(名城大学総合数理教育センター)
・平成16年10月1日(金)13時30分〜18時 於 大学入試センター
河野通匡と廣島の理科教育史 里見志朗
廣島高師科学組経験者-事例研究の試み- 里見研一
・平成17年2月4日(金)13時30分〜18時 於 大学入試センター
釜山科学高校における英才教育(報告) 大内伊助
理数系早期教育の在り方について 岩坪秀一(大学入試センター)
(2)アンケート調査
・平成17年3月に特別科学教育及び飛び級経験者へのアンケート調査を実施した。その際経験者のプライバシーを厳守することに十分意を用いた。
(3)研究成果報告の作成
・3年間にわたる研究成果を公開可能な形でまとめた。将来のわが国の早期科学教育の在り方についての重要な示唆、従来あまり知られていなかった京都府立一中の科学組の実態等が、顕著な成果として得られた。