2002 Fiscal Year Annual Research Report
動的繰り返し力を受ける鉄筋コンクリート部材の性能における歪速度の効果
Project/Area Number |
14350296
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
小谷 俊介 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30133101)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
壁谷澤 寿海 東京大学, 地震研究所, 教授 (00134479)
松森 泰造 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (10272361)
塩原 等 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (50272365)
中埜 良昭 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (10212094)
|
Keywords | 動的 / 繰り返し / 鉄筋コンクリート / 歪速度 / 強度 / 靱性 |
Research Abstract |
地震時の建築構造物の挙動を正確に推定するためには,動的な応力や変形の下での部材の特性を正しく理解することが極めて重要である。本研究は、高速載荷の可能な油圧加力装置を用いて、鉄筋コンクリート梁部材を対象として,主筋の配筋量、せん断補強量、シヤスパン比、加力履歴等を変動因子として、動的繰り返し載荷実験と準静的載荷実験を行い、部材の挙動を比較して動的載荷の影響を明らかにし、実験的な基礎資料を得ることを目的として行われる。平成14年度は、鉄筋コンクリート片持ち梁試験体を作成し、(1)シヤスパン比、(2)せん断補強筋量などを変数として同じ加力履歴を用いた準静的および動的載荷実験を行い、強度靭性の比較検討を行った。現在実験結果の分析中である。
|
Research Products
(1 results)
-
[Publications] Shinseki Otain: "Strain Rate Effect on Performance of Reinforced Conreate Members"Proc.of fib 2003 Symposium, Athens, March 6-9,2003. (発表予定).