2002 Fiscal Year Annual Research Report
DIYによるリフォームに配慮した住宅構法・情報のあり方と既存建物への応用
Project/Area Number |
14350330
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Research Institution | Tokyo Polytechnic University |
Principal Investigator |
大野 隆司 東京工芸大学, 工学部, 教授 (20103161)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉田 宣生 (株)建築システム研究所, 代表取締役
山本 道明 (社)日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会, 専務理事
脇山 善夫 東京工芸大学, 工学部, 助手 (50339800)
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Keywords | DIY / リフォーム / 住宅構法 / ホームセンター / ホームページ / 施工実験 / 施工精度 |
Research Abstract |
計画では、DIY実験の場そのものも構法(モデル)と呼び、その製作をDIY実験の一つと位置づけていたが、既存の家屋を借用することが可能となり、DIY実験については純粋にDIYによるリフォームの主な対象である内装中心の作業に限定できるようになったことなどから、本年度研究の全体構成を以下のように組み直し実施した。 1)ホームセンターのホームページ情報調査 我が国の代表的なDIYホームセンター28社および米・英の大手5社について、そのホームページの内容・情報を調査し、同一フォーマットにより整理(データベースを作成)し、比較検討した。 2)DIY施工実験と評価 同一の平面・断面をもった二つの住宅居室を使って、同一仕様の間仕切り壁(内部開き戸および引違いサッシを含む)を、それぞれプロ(大工)とDIYer(学生)により製作し、その出来上がり・精度や製作に要した時間などを比較した。 3)ヨーロッパにおける先進ホームセンターの実態調査 ヨーロッパの代表的なDIY店8社を取り上げ、視察の便と我が国との類似性・応用性という意味から市街地にある店舗を選び訪問し、店構えや品揃えを観察したことにあわせ、各店長にDIYリフォームへの対応などについてアンケート調査を実施した。
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