2002 Fiscal Year Annual Research Report
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14370234
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| Research Institution | Kurume University |
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Principal Investigator |
今泉 勉 久留米大学, 医学部, 教授 (60148947)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
室原 豊明 名古屋大学, 器官制御内科, 教授 (90299503)
田原 宣広 久留米大学, 医学部, 助手 (10320186)
甲斐 久史 久留米大学, 循環器病研究所, 助教授 (60281531)
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| Keywords | 遺伝子治療 / 細胞移植 / プロスタグランジン合成酵素 / 肺高血圧 / レトロウイルスベクター |
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| Research Abstract |
(1)モノクロタリン誘発肺高血圧ラツットモデル作成
Fisher F-344ラットにモノクロタリン60μg/kg皮下注投与し肺高血圧モデルを作成。テイルカフ法を用いて体動脈血圧を、内頚静脈から挿入留置したプレッシャーワイヤを用いて肺動脈圧を無麻酔下で経時的測定し、PHが完成していることを確認。Mモード・ドップラー心エコー図法にて右室自由壁厚・右室拡張期内径・心室中隔厚・左室厚壁厚・左室内径短縮率を経時的に計測。ラット用トレッドミル装置を用いて運動耐容能を経時的に評価。肺切片標本における肺動脈の内膜肥厚・中膜肥厚・血管周囲線維化をコンピュータ画像処理にて評価。血管平滑筋細胞・線維芽細胞の増殖をPCNA組織染色法により評価。肺血管周囲への炎症細胞浸潤を免疫組織染色法にて、炎症性サイトカイン(TGF-β,MCP-1,IL-1β)発現をノザンブロット法にて評価。ラット生存曲線をカプラン=マイヤー法を用いて評価した。
(2)骨髄単核細胞分離・培養
Fisher F-344ラットの大腿骨・脛骨の骨髄より骨髄単核細胞をMuroharaらの方法にて分離、ウシ胎児血清で初代培養し第三代まで継代培養しうる系を確立。
(3)PGIS遺伝子組み替えレトロウイルス作成
現在、PGIS遺伝子組み替えレトロウイルス作成・増幅実験を行っている。
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