2002 Fiscal Year Annual Research Report
ぶどう膜炎の分子機構の解明・浸潤リンパ球における疾患蛋白遺伝子発現の網羅的解析
Project/Area Number |
14370555
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
望月 學 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (10010464)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
二神 創 東京医科歯科大学, 医学部付属病院, 助手 (70301158)
佐々木 秀次 東京医科歯科大学, 医学部付属病院, 助手 (80302850)
大野 京子 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 講師 (30262174)
廣瀬 晶 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (00311655)
菅本 良治 東京医科歯科大学, 医学部付属病院, 助手 (20334419)
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Keywords | ぶどう膜炎 / T細胞クローン / DNA解析 |
Research Abstract |
各種ぶどう膜炎患者眼局所由来T細胞クローンの樹立とRNA抽出:ベーチェット病、サルコイドーシス、Vogt-小柳-原田病交感性眼炎、HLA-B27陽性急性前部ぶどう膜炎、急性網膜壊死、HTLV-1ぶどう膜炎、サイトメガロウイルス網膜炎、眼トキソカラ症など各種ぶどう膜炎患者の急性炎症期に、前房水0.1mlを採取し、その中の浸潤細胞から限界稀釈法によりT細胞クローンを樹立する。樹立したT細胞クローンの免疫学的特性をフルオロサイトメトリー法により同定する。各T細胞クローンをそれぞれ10^7細胞以上に増殖させて、各T細胞クローン申来のRNAを抽出した。 DNAマイクロアレー解析:上記の各疾患T細胞クローン由来RNAの一定量をDNAマイクロアレーに添加し、遺伝子発現のプロファイル測定を試みた。現在のところ、マイクロアレーに添加したRNAの量が不足し充分な解析ができないことが判明した。このため、各TCCをさらに増殖させて、多量のRNAを集めることを検討している。
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