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2002 Fiscal Year Annual Research Report

幼児の運動能力発達の年次推移と運動能力発達に関与する環境要因の構造的分析

Research Project

Project/Area Number 14380013
Research InstitutionTokyo Gakugei University

Principal Investigator

杉原 隆  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (60015724)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉田 伊津美  福岡教育大学, 教育学部, 助教授 (30335955)
森 司朗  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (80200369)
Keywords運動能力 / 幼児 / 運動習慣 / 生活環境 / 運動遊び / 運動能力検査
Research Abstract

本年度は、2年計画の研究の第1年次として、就学前の幼児を対象として運動能力検査と運動発達に関係すると思われる園と家庭での生活・環境調査を全国規模で実施した。北海道から沖縄にいたる全国の幼稚園・保育所の中から地域別の就園児数に基づき抽出した150園に調査・測定を依頼したところ、幼稚園72園、保育所37園の計109園から承諾が得られ、運動能力については4・5・6歳児約12000人の測定が行われた。
運動能検査は年次比較のため、これまでに本研究者たちが開発し実施してきた25m走(または往復走)、立ち幅跳び、ソフトボール投げ(またはテニスボール投げ)、両足連続跳び越し、体支持持続時間、捕球の6種目を採用した。
生活・環境調査はクラス担任、園、保護者の三者を対象として行った。
環境調査は物理的環境と社会・心理的環境の両面を考慮して項自を決定した。物理的環境としては居住地域、遊び場、運動遊具など。社会・心理的環境としては園とクラス担任の保育における重点目標、運動遊びの位置づけと重要性の認識、保育形態(自由遊びや運動遊び時間)、家庭の養育方針や養育行動、遊び仲間などが調査内容である。
生活調査は園と家庭での遊びの時間と内容、習い事などである。
2年次は基礎的な集計を行い運動発達の年次推移を明らかにするとともに、間接的要因(環境)⇒運動経験(運動生活)⇒運動能力発達という因果モデルに基づきデータを分析し、運動発達にどのような要因がどの程度関与しているかを解明する。

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Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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