2004 Fiscal Year Annual Research Report
『教育の情報化』に対応した双方向型デジタル学習環境に関する実証的研究
Project/Area Number |
14380087
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Research Institution | Kansai University |
Principal Investigator |
久保田 賢一 関西大学, 総合情報学部, 教授 (80268325)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
水越 敏行 関西大学, 先端科学技術推進機構, 研究員 (20019409)
久保田 真弓 関西大学, 総合情報学部, 教授 (20268329)
黒上 晴夫 関西大学, 総合情報学部, 教授 (20215081)
牧野 由香里 関西大学, 総合情報学部, 助教授 (30331698)
木原 俊行 大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (40231287)
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Keywords | e-learning / 双方向メディア / 学校間交流学習 / メディア利用 / 教員コミュニティ / デジタルコンテンツ / 環境教育 / 情報教育 |
Research Abstract |
本研究は、ブロードバンド化などのメディア環境の変化、「教育の情報化」プロジェクトの推進といった状況に鑑み、双方向をキーワードとした、学習コンテンツ、学習コミュニティの開発を目的としている。そこで、平成16年度は、具体的に、次の3分野に取り組んできた。 A)総合的な学習・教科における、メディア活用についての調査研究 国内・海外の先進事例の収集を行ってきた。特に海外調査においては、スイス・マレーシア・オーストラリアにおけるメディア利用の調査をおこなってきた。それらの調査結果については、「Make the Possible Utilize ICT and Multimedia for Environmental Education」として報告している。 国内調査については、「情報教育実践の動向調査と新しい方向性」という研究成果を報告している。 B)双方向型学習コミュニティによる学習環境の開発 今年度は、昨年度までの成果をもとに、対象校を拡大した実証実験を行い、その評価をおこなってきた。「An Analysis of Learning Situation Constructed by Teachers Practicing Inter-Classroom Collaboration」、「学校間交流学習のための授業設計モデルの開発」、「授業研究の意識を高める地域の教員コミュニティ形成の有効性」という研究成果を報告している。 C)双方向型学習コンテンツによる学習環境の開発 今年度は、双方向型学習コンテンツによる学習環境開発として、対象校を拡大した実証的な評価研究を行ってきた。それらは、「ディジタルメディア表現能力を育むWeb動画教材の形成的評価」、「デジタル教材に対する製作者と教師の意図をめぐる事例研究」という研究成果を報告している。
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Research Products
(7 results)