児童生徒の社会性を育てる特別活動のカリキュラム開発に関する総合的研究

2004 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 14380110
• Research Institution: DOKKYO UNIVERSITY
• Principal Investigator: 安井 一郎 獨協大学, 外国語学部, 助教授 (80200492)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 遠藤 忠 宇都宮大学, 教育学部, 教授 (10104118) ; 犬塚 文雄 横浜国立大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (60184735) ; 山口 満 びわこ成蹊スポーツ大学, スポーツ学部, 教授 (20006571) ; 佐々木 正昭 関西学院大学, 文学部, 教授 (80121523) ; 田原 恭蔵 帝塚山大学, 人文科学部, 教授 (10150236)
• Keywords: 特別活動 / 社会性 / カリキュラム / 学級活動・ホームルーム活動 / 児童会活動・生徒会活動 / クラブ活動・部活動 / 学校行事

Research Abstract

本年度は、研究期間の最終年にあたり、以下の点を中心に研究を進めた。
1.小・中・高等学校における特別活動のカリキュラム開発の現状及び今後の検討課題を明らかにするために、小・中・高等学校の先生方に対するアンケート調査を実施し、調査結果の分析・検討を行った。それに基づいて、児童生徒の社会性を育てる特別活動のカリキュラムを開発する上での実践課題及び、次期学習指導要領改訂に向けての検討課題を提示した。
2.3つの研究協力校(大阪市立啓発小学校、沼津市立長井崎中学校、筑波大学附属中学校)の実践をもとに、当該校の先生方とともに、児童生徒の社会性を育てる特別活動のカリキュラム開発に関する実践的共同研究を行った。
3.6つの研究部門(理論研究部門、歴史研究部門、調査研究部門、実践事例研究部門、カリキュラム開発研究部門、日本特別活動学会の研究実績検討部門)ごとに、過去3年間に行ってきた研究成果をまとめ、研究報告書を作成した。