2002 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14380150
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Research Institution | Tottori University of Environmental Studies |
Principal Investigator |
都倉 信樹 鳥取環境大学, 環境情報学部, 教授 (10029423)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長瀧 寛之 鳥取環境大学, 環境情報学部, 助手 (20351877)
永井 孝幸 鳥取環境大学, 環境情報学部, 講師 (00341074)
増沢 利光 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (50199692)
齊藤 明紀 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 助教授 (20235021)
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Keywords | 言語処理系 / 教育用言語 / 実行系 / ペアプログラミング |
Research Abstract |
本研究ではいくつかのサブテーマをもっている.そのうち,教育用新言語については,抽象構文での言語の編集系の実現に着手し,ほぼプロトタイプができた.ただし,使いやすくするためには,まだブラッシュアップが必要で継続して改善していく.また,現在,XMLでのDTD以後のスキーマ言語を調査し,教育用言語の抽象構文の記述法とそれに基づく誘導型の編集系を作るというテーマに重点が移っている.以上と平行して,実行系のあり方を検討してきたが,大体の構想は固まったので,今後はその実現手法,アルゴリズムを検討する段階に入る.15年度の前半に実行系までを作り,試用してある程度の評価データを得たい. 別のテーマとして,遠隔地でのペアプログラミングや共同開発の可能性を追求しており,必要なハードウェアの整備を行い,実験システムを構築している.予想したことではあるが,画像よりも,音場の制御の難しさを感じている.本グループの目的はその問題に深入りするのでなく・現在利用できる技術の範囲で,実際にどうやればスムーズな共同作業ができるかという面の検討である.実験計画が容易ではないが,慎重に検討していきたい. 直接本テーマに関した研究発表は準備中,あるいは,検討中で現時点では発表したものはないが,関連した実現技術を用いた研究発表などは行っており,また,機会を得ては,遠隔での双方向での実験も行ってきた.15年度はさらに残された課題を達成して本研究のまとめに入りたい.そして,いくつかの場で本研究の成果を発表,公開する.
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