2002 Fiscal Year Annual Research Report
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14380196
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| Research Institution | Nanzan University |
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Principal Investigator |
伏見 正則 南山大学, 数理情報学部, 教授 (70008639)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
栗田 治 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (40211891)
大山 達雄 政策研究大学院大学, 政策科学研究科, 教授 (30134323)
腰塚 武志 筑波大学, 社会工学系, 教授 (50011094)
李 明哲 福岡大学, 経済学部, 助教授 (00320268)
三浦 英俊 明海大学, 不動産学部, 講師 (30306253)
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| Keywords | 都市 / 交通 / 施設配置 / 政策評価 / オペレーションズ・リサーチ / 最適化 / ハフモデル |
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| Research Abstract |
1.都市内の交通や施設配置などを総合的に分析するための基礎として、種々の道路ネットワーク構造に対して、移動距離の分布や平均値の導出、断面交通量のモデルと解析的な解のの導出、道路面積と移動時間の関係の分析、などを行った。
2.震災時などに重要な道路ネットワークの連結安定性の定量的評価方法を考案し、わが国の各都道府県の道路システムに対して適用してみた。その結果、本方法の有効性が確認され、また、より一般的に、都市システムの連結安定性の定量的評価の手法としても適用可能であることが判明した。
3.公共交通輸送部門におけるシステム分析手法の適用に関して、次の成果を得た。(1)鉄道軌道保守計画策定のための数理計画モデル分析を行い、軌道の安全性の確保と保守スケジューリングの効率化を図った。(2)交通事故に対して統計的データ解析を試みることによって、わが国の救急医療体制の効率化を提示した。
4.公共政策諸分野に対するOR理論と手法の適用に関する研究の一環として、行政組織としての地方振興局の最適配置と最適構成を導出するために数理的最適化モデルを作成した。
5.都市の商業施設の選択行動に対して、冪型と指数型のハフモデルを導入し、地域の交通機関の発達が店舗や商業集積地の発達あるいは衰退に与える影響を推察するための解析学的モデルを開発した。また、これに基づいて店舗の立地競争モデルも記述し、古典的なホテリングの立地競争モデルの新たな発展を試みた。
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Research Products
(20 results)
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[Publications] 栗田 治: "指数型ハフモデルに基づく店舗の立地競争"日本オペレーションズ・リサーチ学会秋季研究発表会アブストラクト集. 160-161 (2002)
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[Publications] 田中健一, 栗田 治: "Recti-Linear移動経路に基づく交通量の時空間的分布"日本オペレーションズ・リサーチ学会秋季研究発表会アブストラクト集. 112-113 (2002)
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[Publications] M.Li, M.Fushimi: "Analysis and Comparison of the Road Traffic Areas of Circular and Square Working Fields"Operations Research Transactions. 6・2. 43-52 (2002)
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[Publications] 季 明哲: "重力モデルによる外資地域投資への重回掃解析-香港対中国各地投資を事例として-"福岡大学経済学論叢. 47・1. 99-113 (2002)
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[Publications] 三浦英俊: "経路選択を考慮した放射環状道路網モデル"日本オペレーションズ・リサーチ学会秋季研究発表会アブストラクト集. 110-111 (2002)
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[Publications] T.Oyama, H.Morohoshi: "A Quantitative Method for Evaluating Stable Connectedness of the Network-structured System"Operations Research and Its Applications. 4・1. 54-66 (2002)
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[Publications] 栗田 治: "輸送機関の発達が地域の商業売上に与える影響-ハフ・モデルに基づく解析学的アプローチ-"都市計画論文集. No.37. 55-60 (2002)
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[Publications] 田中健一, 栗田 治: "扇形都市領域における横断道路の最適配置モデル-移動距離の平均ならびに分散を最小化する橋の配置-"都市計画論文集. No.37. 49-54 (2002)
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[Publications] 鵜飼孝盛, 栗田 治: "放射・環状道路網を有する扇形都市における移動距離の分布"都市計画論文集. No.37. 43-48 (2002)
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[Publications] 栗田 治: "拘束輸送機関の発達が都市の商業売上に与える影響-ハフモデルに基づく解析学的分析-"日本オペレーションズ・リサーチ学会春季研究会発表会アブストラクト集. 166-167 (2002)
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[Publications] 田中健一, 栗田 治: "円形都市における環状路の通過交通量の分布"日本オペレーションズ・リサーチ学会春季研究会発表会アブストラクト集. 168-169 (2002)
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[Publications] 鵜飼孝盛, 栗田 治: "所要時間による方向別移動効率の変化"日本オペレーションズ・リサーチ学会春季研究会発表会アブストラクト集. 128-129 (2002)
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[Publications] 腰塚 武志: "平面分布における距離分布"日本都市計画学会平成14年度論文集. Vol.37. 37-42 (2002)
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[Publications] 腰塚 武志(共著): "平面の距離分布とネットワークの距離分布"日本オペレーションズ・リサーチ学会秋季研究発表会アブストラト集. 156-157 (2002)
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[Publications] 腰塚 武志(共著): "格子状道路網における一方通行路導入の影響"日本オペレーションズ・リサーチ学会春季研究発表会アブストラクト. 170-171 (2002)
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[Publications] 大山達雄, 諸星穂積: "ネットワーク構造システムの連結安定性の定量的評価方法"統計数理研究所共同研究リポート. 148. 158-169 (2002)
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[Publications] 大内正俊, 大山達雄 ほか: "交通事故統計におけるシートベルト着用数の一補正方法"日本オペレーションズ・リサーチ学会秋季研究発表会アブストラクト集. 120-121 (2002)
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[Publications] 三和雅史, 大山達雄 ほか: "最適軌道保守計画作成のための0-1型全整数計画モデルの構築と解法"日本オペレーションズ・リサーチ学会秋季研究発表会アブストラクト集. 114-115 (2002)
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[Publications] 大内正俊, 大山達雄ほか: "交通事故分析における救命可能人数下限の推定とイベントツリーの改良"日本オペレーションズ・リサーチ学会春季研究会発表会アブストラクト集. 132-133 (2002)
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[Publications] 大山達雄, 末吉俊幸: "公共政策とOR"朝倉書店. 271 (2002)
