2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14380196
|
Research Institution | Nanzan University |
Principal Investigator |
伏見 正則 南山大学, 数理情報学部, 教授 (70008639)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
腰塚 武志 筑波大学, 社会工学系, 教授 (50011094)
大山 達雄 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (30134323)
田口 東 中央大学, 理工学部, 教授 (50114533)
栗田 治 慶応義塾大学, 理工学部, 教授 (40211891)
三浦 英俊 明海大学, 不動産学部, 講師 (30306253)
|
Keywords | 都市 / 交通 / 施設配置 / オペレーションズ・リサーチ |
Research Abstract |
1.首都圏の電車路線網を対象として、動的な流れを扱える時空間ネットワークを作成し、その上で大都市交通センサスから得られた交通需要を配分する利用者均衡配分問題を定式化し、それを解くプログラムを開発した。その応用として、時差出勤による混雑緩和の効果の予測、混雑した電車への乗降等に伴う電車の遅れの計算モデルの構築、将来の人口予測に基づく電車利用状況の変化予測などを行った。 2.都市圏における放射・環状道路網および格子状道路網について、通勤のための移動距離の分布や、各地点における交通量などを理論的に算出し、ある種のモデルに基づいて適切な道路本数の算出を試みた。 3.ネットワーク構造を有するシステム(特に道路網)の構造的安定性を評価する方法を提案し、これとモンテカルロ法とを組み合わせて、各都道府県の主要道路網の連結安定性を評価した。また、道路網の一部に不通箇所がある場合の迂回距離分について検討した。 4.鉄道の軌道の最適保守計画作成モデルを構築し、その数値解法の効率化を図り、数値実験を行った。 5.交通インフラ整備が地域来訪者数増減に与える影響についての分析を行った。 6.施設の開設・閉鎖に伴う利用者の移動距離の変化と頑健な規則的配置について検討を行った。 7.市街地における火災の拡大に関する確率的モデルを構築し、延焼遮断効果に関する考察を行った。
|
Research Products
(31 results)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
[Book] 都市モデル読本2004
Author(s)
栗田 治
Total Pages
192
Publisher
共立出版
Description
「研究成果報告書概要(和文)」より
-
-