2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14380336
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Research Institution | OKAYAMA UNIVERSITY |
Principal Investigator |
竹居 孝二 岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (40322226)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 浩司 岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (80325092)
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Keywords | エンドサイトーシス / 小胞輸送 / 無細胞系 / ライブイメージグ / リポソーム / ダイナミン / アンフィファシジン |
Research Abstract |
1.Amphiphysin 1によるエンドサイトーシスの調節 エンドサイトーシスの小胞形成は、ピット頚部に重合するDynaminがGTP加水分解に伴ってコンフォメーションを変化させ、ピットを切断する機械的な力を生じることによって行われる。Dynamin 1と特異的結合を示すAmphiphysin 1が、Dynamin 1 GTPアーゼ活性を変化させ、エンドサイトーシスの調節することを明らかにした。Amphiphysin 1はDynamin 1とリング状に共重合し、単層大型のリポゾームの存在下ではその重合が促進するため、Dynamin 1の膜へのリクルートが増加する。共重合によるリング構造形成によりDynamin 1の分子間相互作用が促進されるためDynamin 1 GTPアーゼ活性が増強される。変異体を用いた実験により、Dynamin 1 GTPアーゼ活性の増強にはAmphiphysinのBARドメインとSH3ドメインが必要であることを明らかにした。Amphiphysin 1ノックアウトマウスでは、Dynamin 1による小胞形成が減少した。以上より、エンドサイトーシス過程におけるAmphiphysin 1の機能と小胞形成の機構に関するモデルを提唱し、これを論文にまとめた(Yoshida et al.,EMBOJ.,2004) 2.リン酸化によるエンドサイトーシスの調節 Amphiphysin 1はサイクリン依存性キナーゼ5による5か所のリン酸化部位を持つ。Amphiphysin 1の機能調節に重要なリン酸化部位を特定するため、点変異体を作成し、精製タンパクを用いて、Dynamin 1とのリング形成、Dynamin 1 GTPアーゼ活性の増強効果、リン酸化の効率を解析した。
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Research Products
(5 results)