2002 Fiscal Year Annual Research Report
隔膜自動制御培養による造血前駆細胞の低コスト増幅システム
Project/Area Number |
14380400
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
吉田 敏臣 大阪大学, 生物工学国際交流センター, 教授 (00029290)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平山 文也 日赤大阪府血液センター, 研究1課, 課長(研究職)
相馬 俊裕 国立大阪南病院, 内科, 医長
高木 睦 大阪大学, 生物工学国際交流センター, 助教授 (20263212)
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Keywords | 造血細胞 / 骨髄移植 / 共培養 / 多孔性膜 / リアクター / 臍帯血 / 三次元培養 / 不織布 |
Research Abstract |
多孔性膜の下側にストローマ細胞を接着し、上側に造血細胞を播種して共培養できる隔膜培養器を想定し、種々の細孔径を有する多孔性膜をもった隔膜培養器を製作、準備した。さらに、細胞培養を無菌的に自動的に行える児童培養装置の試作も行った。 さらに、前年度までに我々がマウス骨髄細胞を用いた系で開発した三次元共培養法、すなわち多孔性不織布担体の内部にストローマ細胞を三次元的に増殖させ、その中で造血細胞を共培養する方法を、ヒト骨髄ストローマ細胞とヒト臍帯血単核細胞との共培養に応用し、サイトカインを一切添加せずとも造血前駆細胞が1週間の培養で数倍に増幅されることを明らかにした。 一方、増幅後の造血細胞の移植後の生着速度の評価系として、NOD/SCIDマウスへの移植系を構築し、生着に必要な移植細胞数を求めた。
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