2002 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14390014
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
蓮本 浩志 東京大学, 海洋研究所, 助手 (10164807)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今津 恒夫 オートマチックシステムリサーチ社, 研究職
小川 浩史 東京大学, 海洋研究所, 助教授 (50260518)
木暮 一啓 東京大学, 海洋研究所, 助教授 (10161895)
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Keywords | 蛍光酸素センサ / CTD / センサチップ / 係留 |
Research Abstract |
研究経過 今年度の目的として、蛍光センサのハウジングの改良、センサチップの耐圧試験・応答速度の速いチップの開発、また淡青丸CTDに装着し応答速度のチェックと収得データとウィンクラー法との測定精度比較検討を行うことである。 蛍光酸素センサをCTDに装着 7月に淡青丸KH-02-10次航海でテストしたところ応答速度は改良され、以前よりは早くなっていることを確認したがまだ改良の余地がある。データについてはCTDのトラブルでノイズがはいり、観測データとウィンクラー法との比較が出来なかった。 蛍光センサのハウジングの耐圧テスト 6月の末に耐圧容器の設計に入り、検討を加えながら8月に耐圧容器が完成した。試作した蛍光酸素計をテストしたところ、5400mで容器がへこみ壊れてしまった。容器自体の耐圧に問題があったようであり、現在新たに容器と電気的に少電流でも作動可能な回路の設計をおこなっている。15年度4月から淡青丸のCTDが、WOCE使用のICTDに変わる為、センサの接続などを4-5月中に行い、15年度6月と10月に淡青丸でテストを行う予定で有る。 このセンサを係留用にも使用出来るように、次の仕様で作る予定である。1年間係留可能で、取り込みデータの間隔も設定出来る、係留深度は6000mまで、この耐圧ケースにデータロガーとバッテリーを組み込む予定である。
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