2004 Fiscal Year Annual Research Report
ワイン・ビジネスの展開とそれを取巻く社会・経済環境に関する国際比較研究
Project/Area Number |
14402028
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
小田 滋晃 京都大学, 農学研究科, 助教授 (70169308)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
香川 文庸 京都大学, 農学研究科, 講師 (10291238)
伊庭 治彦 神戸大学, 農学部, 講師 (70303873)
大田 伊久雄 愛媛大学, 農学部, 助教授 (00252495)
加賀爪 優 京都大学, 農学研究科, 教授 (20101248)
足立 芳宏 京都大学, 農学研究科, 助教授 (40283650)
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Keywords | ワイナリー経営 / ワイン・ブーム / カスタム・クラッシュ / ツーリズム・テロワ / ビニヤード(ワイン用ブドウ作経営) / ネゴシアン / 樽会社 / 低賃金労働 |
Research Abstract |
本年度は、昨年度の海外調査研究の成果を踏まえて、国外および国内の各生産者組織、周辺ビジネス経営企業を中心に調査を実施し、各課題に即して必要に応じ各国における典型的なワイナリー及びビニヤードに関する追加調査を実施した。 本年度の海外調査研究の対象国は、フランス・アメリカ合衆国の2カ国である。各国での調査研究は、各類型別のワイナリー(ワイン醸造経営)及びビニヤード(ワイン用ブドウ作経営)、各生産者組織(現場・中央団体・連合会等)、周辺ビジネス経営(樽会社を中心とした生産資材供給企業、労働者派遣関連企業、各種アドバイザリー企業等)、政府機関(中央・地方)、大学・研究機関等を訪問し、聞き取り、資料・文献収集、研究討論会等の方法によって行った。各調査対象機関の担当者とはe-メール等のインターネットを利用した情報校間を必要に応じて行った。また、アメリカで開催された国際学会において、これまでの研究成果の一部をポスター・セッションにおいて公表した。 国内研究では、海外調査研究に対して事前研究会と事後研究会を開催し、各課題間の調整と討論を行った。併せて国内で収集可能な資料・文献収集を行い、国内専門家への聞き取り調査を実施した。また、山梨県で開催された国内学会の大会において、これまでの研究成果の一部を発表した。
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Research Products
(2 results)