2002 Fiscal Year Annual Research Report
浮世絵版画と「名所」に関する研究-東海道を中心に-
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14510086
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Research Institution | Kanagawa Prefectural Museum of Cultural History |
Principal Investigator |
橋本 健一郎 神奈川県立歴史博物館, 学芸部, 専門学芸員 (10124520)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丹治 雄一 神奈川県立歴史博物館, 学芸部, 学芸員 (50342944)
桑山 童奈 神奈川県立歴史博物館, 学芸部, 学芸員 (70332393)
嶋村 元宏 神奈川県立歴史博物館, 学芸部, 学芸員 (40261193)
鈴木 良明 神奈川県立歴史博物館, 学芸部, 専門学芸員 (50124516)
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Keywords | 東海道五十三次 / 浮世絵版画 / 銅版画 / 古写真 / 名所 / 出版 |
Research Abstract |
東海道五十三次が描かれた浮世絵版画についての研究。14年は現在までに研究対象とされてこなかった東海道五十三次の揃物とくに五十三次を一人の絵師が描いたものではなく、複数の絵師で描き分けたもの(「東海道五十三対」・文久三年刊「東海道名所風景」・慶応元年刊「末広五十三次」)について資料調査を行った。まず神奈川県立歴史博物館蔵の資料および国立国会図書館・豊橋市美術博物館で資料調査を行ったほか、文献などからも情報収集を行った。それらはデータベースソフト・ファイルメーカーを用いて、データベースを作成中である。数多く残された五十三次の浮世絵版画に描かれた、景観の表現、描かれた土地にまつわるものや故事、浮世絵師を整理し、五十三次揃物の変遷を探ることを目的とする。 また、幕末期新名所となった横浜についても、浮世絵、古写真、銅版画をデータベース化した。
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