2004 Fiscal Year Annual Research Report
江戸時代初期草双紙の特色解明のためのデータ集積による集成的研究
Project/Area Number |
14510459
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Research Institution | Tokyo Gakugei University |
Principal Investigator |
黒石 陽子 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (40247268)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三好 修一郎 福井大学, 教育地域科学部, 教授 (40157699)
加藤 康子 梅花女子大学, 文学部, 助教授 (60299005)
山下 則子 (高橋 則子) 国文学研究資料館, 文献資料部, 助教授 (40311162)
有働 裕 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (20213465)
山下 琢己 東京成徳短期大学, 言語文化コミュニケーション科・日本語文化専攻, 助教授 (80230423)
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Keywords | 草双紙 / 赤本 / 黒本 / 青本 / 黄表紙 / 合巻 / 豆本 / 絵本 |
Research Abstract |
本年度は黒本・青本『和田/合戦 根元草摺曳』(研究代表者 黒石陽子)、『〔頼光〕』(研究分担者 加藤康子)について諸本調査、書誌調査、翻刻校訂、内容分析を行い、『叢 草双紙の翻刻と研究 26号』に発表した。また研究協力者は以下の作品を担当し、『叢 草双紙の翻刻と研究 26号』に発表した。『新板 忠孝盲敵討』(細谷敦仁)青本『新板/三官/和唐内雅立』(大橋里沙)、『風流 魚鳥大合戦』(橋本智子)、『うかれ法師寝言噺』(丹和浩)、黒本『鉄破せき砕物がたり』(鍛治聖子)、『八百屋/お七恋桜操芝居』(笹本まり子)、合巻『繋馬七勇婦伝』四編(桧山裕子)。これらについても諸本調査、書誌調査、翻刻校訂、注釈、内容分析を行った。 さらに同研究誌において「赤本・黒本・青本解題集稿(六)」として、研究代表者黒石陽子、研究分担者の三好修一郎、加藤康子、山下(高橋)則子、有働裕、山下琢己、内ヶ崎有里子、湯浅佳子、研究協力者の丹和浩、細谷敦仁、桧山裕子、杉本紀子、橋本智子、鍛治聖子、笹本まり子、大橋里沙により、これまでの初期草双紙研究の成果を踏まえ、初期草双紙の個別作品の研究成果を具体的に整理集約し、データベース構築完成のための研究を進めた。 研究分担者の研究業績は上記のものも含め、次の11,12の通りである。
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Research Products
(7 results)