2005 Fiscal Year Annual Research Report
英語の形態論、意味論・語用論研究と辞書学にもとづく「英語接辞辞典」の作成
Project/Area Number |
14510531
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
西川 盛雄 熊本大学, 教育学部, 教授 (30040489)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福澤 清 熊本大学, 文学部, 教授 (80136697)
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Keywords | 接頭辞 / 接尾辞 / BNC / 連結辞 / 辞書項目 / コーパス / IPA / subcategorization |
Research Abstract |
今年度は科学研究費補助金の最終年度に当たるため研究成果報告書作成のために殆どの時間を用いた。論文発表としては『時間概念のカテゴリー化について』(英宝社)、『接辞の語法』(英宝社)、『接辞と連結辞の辞書記述について』(熊本大学教育学部紀要)の三つを行い、口頭発表としては『形態論と語用論(指小辞の場合)』(於:京都大学)を行った。資料(データ)の重要性と多様性に鑑みてBritish National CorpusとCollins Wordbanksのコーパスを活用したが、実例は主として小説、エセー、ジャーナリーズなどから採取した。また作業に当たっては概ね大学院の学生10人に資料収集などで協力してもらった。 本辞典のポリシーであった具体的なデータに基く接辞の語法説明を重視する立場をもって各接辞に対して「発音」「語源」「意味」「下位範疇」「語例」「語法説明」の項目を設け、接尾辞では必要に応じて「品詞転換」「複合派生」の項目を付け加えて、特に「語法説明」の項目では出来るだけ分かりやすい説明を試みた。 今回研究成果報告書を提出するに際して4年間に渡って科学研究費補助金を供与下さったことに対して心より感謝申し上げる次第である。
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Research Products
(4 results)