2002 Fiscal Year Annual Research Report
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14510550
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| Research Institution | Heian Jogakuin(St.Agnes')University |
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Principal Investigator |
吉田 幸子 平安女学院大学, 現代文化学部, 教授 (20031693)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
齊藤 美和 奈良女子大学, 大学院・人間文化研究科, 助手 (90324962)
岡村 眞紀子 京都府立大学, 文学部, 教授 (80123488)
久野 幸子 愛知淑徳大学, 文化創造学部, 教授 (60100707)
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| Keywords | 自殺論 / 英文学 / ジョン・ダン / キリスト教神学 |
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| Research Abstract |
本年度は来年度に向けての準備段階とし、以下のような活動及び作業を行った。
1.ジョン・ダンの自殺論Biathanatos翻訳のため、約月一回の割合でメンバー4名が集まり、一通りの翻訳作業を終え、来年度出版に向けての準備を整えた。また、この翻訳会の折、互いの研究進行状況を報告し、最終年度となる来年度の研究計画と分担を取り決めた。以下、研究テーマと分担を記す。
「近代ヨーロッパにおける自殺の表象」
(1)吉田:戯曲/説教を中心に
(2)久野:ユートピア思想にみられる自殺
(3)岡村:バラッドを中心に
(4)齊藤:自殺の図像学
2.代表者の吉田は、夏期約20日間連合王国に出張し、ボードリアン図書館で近代初期の自殺論関係の文献を収集した。他のメンバー3名もそれぞれ渡英し、大英図書館などで資料収集に努めた。
3.自殺観を多角的に研究するため、テーマに関わる歴史、宗教、社会学、文学関係の書籍を入手した。
4.コンピュータで入手困難な文献の電子テクストを取りこみ、整理した。
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