2003 Fiscal Year Annual Research Report
観光・交流スポット来訪車両の滞在時間に関する一般数理モデルの構築
Project/Area Number |
14530075
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Research Institution | Aichi University |
Principal Investigator |
福井 幹彦 愛知大学, 経済学部, 教授 (50132220)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 尚通 愛知大学, 短期大学部, 教授 (70171238)
樋口 義治 愛知大学, 経済学部, 教授 (00131128)
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Keywords | 温泉 / 来訪車両 / リピーター / 数理モデル |
Research Abstract |
本研究は、中山間地域の観光スポットである日帰り温泉3箇所について、タイムサンプリングによるデータ収集を行う。そして、来訪車両の地域的特性や来訪時間、滞在時問などの特徴を抽出すること、更に、来訪車両の来訪時間について一般数理モデルを構築することを目的としている。また、比較のために同種の日帰り温泉との比較を試みることも副次的な目的としている。 本年度は、来訪車両調査の主要な年度であった。すなわち、愛知県東栄町の東栄温泉、愛知県豊根村のユーランドバル豊根、そして、長野県売木村のこまどりを対象に一年間を通して毎月2日朝10時から5時まで毎時間来訪車両の調査を行った。 その結果、以下のような特徴が抽出された。 ●年間を通じて温泉来訪車両の数は季節により変動する。 ●愛知県東栄温泉、愛知県豊根村のユーランドバル豊根の2つの温泉は来訪車両の数に類似性が見られるが、長野県売木村のこまどりでは上記2つとは比較的連動しない。 ●3温泉とも年間10回以上のリピーターがいる。つき2回の調査数であることを考慮するとこの数は非常に多いと思われる。 ●以前の予備的数理モデルと比べると今年度は滞在時間が減少している。 以上
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