2002 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14530095
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
松本 俊郎 岡山大学, 経済学部, 教授 (70135929)
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Keywords | 中国東北 / 1950年代 / 冷戦 / 連続性 / 断絶性 / 植民地 / 開発 / 侵略 |
Research Abstract |
1 資料の収集と整理 (1)満洲製鉄鞍山製鉄所ならびに満洲製鉄病院関係者からの聞き取り調査および手紙を通しての事実確認を行った。 (2)1950年代に関する『人民日報』の記事を整理し、中国東北情勢を整理した。 2 学会発表 第13回国際経済史学会(ブエノスアイレス大会)で、1950年代の中国東北に関する政治経済情勢を1930-40年代との対比で特徴づける報告を行った。 学会名:XIII Economic History Congress, Buenos Aires 2002,Bueos Aires, Argentina年月日:2002年7月22-26日タイトル:Continuity and Discontinuity from 1930-40s to 1950s in northeast China-'Miraculous'Rehabilitation of the Anshan Iron & Steel Company immediately after Chinese Civil War-- 3 論文発表 研究の成果の一部を以下の雑誌に発表した。 (1)「『満洲国』の経済遺産をどうとらえるか--鞍山鉄鋼業から見た中国東北経済の連続性と断絶性--」(『環』第10号、2002年7月、288-294ページ (2)The Political Situation in Northeast China in the Second Half of the 1940s(岡山大学文化科学研究科紀要『文化共生学』第1号)2003年3月、193-206ページ
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Research Products
(2 results)
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[Publications] 松本敏郎: "満州国の経済遺産をどうとらえるか--鞍山鉄鋼業から見た中国東北経済の連続性と断絶性--"『環』藤原書店. 第10号. 288-294 (2002)
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[Publications] Toshiro MATSUMOTO: "The Political Situation in Northeast China in the Second Half of the 1940s"岡山大学文化科学研究科紀要『文化共生学』. 第1号. 193-206 (2003)