2003 Fiscal Year Annual Research Report
インターネットによるeマーケットプレイスと新ビジネスモデルの多角的研究
Project/Area Number |
14530133
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Research Institution | HANNAN UNIVERSITY |
Principal Investigator |
野澤 正徳 阪南大学, 経営情報学部, 教授 (60025187)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮田 道雄 阪南大学, 流通学部, 教授 (50288958)
太田 一樹 阪南大学, 経営情報学部, 教授 (10278880)
伊田 昌弘 阪南大学, 経営情報学部, 教授 (50223079)
市川 隆男 阪南大学, 経営情報学部, 教授 (20095459)
石田 護 阪南大学, 流通学部, 教授 (20288955)
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Keywords | eマーケットプレイス / eビジネス / ビジネスモデル / ユビキタスネットワーク / 電子マネー / モバイル / 電子商取引 / インターネット |
Research Abstract |
研究実績の概要は、次のとおりである。 1)eマーケットプレイスに関する企業ヒアリング調査 Webサイト「ものづくりタウン21」を通じて、アジア地域のe-マーケットプレイスを開設している「(株)オーテック」を訪問し、「阪南大学研究フォーラム」として、呉宮仁鎬社長の現状報告を受けた(2003年2月26日)。(株)オーテックは、日本、中国、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア等の地域をまたがるネットワーク上で、金型、機械器具等の売り手、買い手をマッチングさせるe-マーケットプレイスを展開し、市場を拡大させている。さらに、「技術の森」として、CAD、材料、機械加工等の製造技術の質問と回答を媒介するネットワークも立ち上げ、製造技術の国際的連携を試みている。これらの活動は、インターネットを生かす新しいビジネスモデルとして顕著なものである。同氏は、総合講座:インターネット・エコノミーでも同様の講義をされた(11月14日)。その要旨は、研究成果報告書に収録されている。 2)ビジネスモデルをめぐる、ECOMなど、関連団体での調査・資料収集 ECOM(電子商取引推進協議会)等主催のセミナー、eビジネスフォーラム、展示会等への参加を通じて、e-マーケットプレイスの拡大と停滞の現状・問題点、モバイル・無線LANのユビキタスネットワーク上での新しいビジネスモデルの可能性をめぐる調査、資料収集を行った。この要点は,野澤論文に収録されている。 3)テーマに関する分担者の研究・調査 分担者は、ユビキタスネットワーク、電子マネー、B2C、CRM、B2B、会計情報システム、e-貿易決済、IT基礎、インターネットと経済理論、等のテーマについて、独自に研究・調査を実施し、その成果をそれぞれの機関誌・学会等に報告した。 また、成果は<総合講座:インターネット・エコノミー>においても学生に発表されている。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] 野澤正徳: "ユビキタスネットワーク社会-個人の自立と協働への道"阪南大学論集・社会科学編. 39巻2号. 11-26 (2004)
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[Publications] 伊田昌弘: "ビジネス特許に内在する諸問題"国際ビジネス学会編、国際ビジネス学会年報. NO 9. 209-219 (2003)
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[Publications] 伊田昌弘: "「ニューエコノミー論」再考"日本国際経済学会第62回全国大会報告論文http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/kokusai/pdf/idafull.pdf. (左記HP). (2003)
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[Publications] 太田一樹: "IT革命とマネジメントの変革"現代のマーケティング・マネジメント(太田一樹)(晃洋書房). (印刷中). (2004)