2003 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14540118
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
陳 小君 弘前大学, 理工学部, 教授 (70304251)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
倉坪 茂彦 弘前大学, 理工学部, 教授 (50003512)
福島 雅夫 京都大学, 情報学研究科, 教授 (30089114)
黒岩 大史 島根大学, 総合理工学部, 講師 (40284020)
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Keywords | 滑らかでない方程式 / 数値解法 / 精度保証付き解法 / 補償問題 / 鞍点型問題 / 最適制御問題 / 最適化アルゴリズム / 微分方程式数値解法 |
Research Abstract |
平成15年から,研究代表者は国際誌に4篇の論文を単独および共同で発表してきた.また個人で行う研究だけでなく、異なった分野との研究交流の重要性を認識し、非線形方程式の数値解法に関連する一つの国際誌のSpecial Issues(2003)を編集発行して、国内外の第一線研究者から最新の研究成果を直接聞くことができた。平成15年度には科学研究費により、研究集会および学会などでは、講演を聞くだけでなく、自分の研究成果を発表した。また、研究代表者は研究分担者と共同研究を進めておる。 平成15年基盤研究(c)の研究を開始してから、研究代表者が発表した幾つかの成果を以下に簡単に述べる。 (1)京都大学福島雅夫教授とともに,確率的な補償問題に対する有効的な数値解法を提案した。 2003年12月に北京で開催された最適管理国際研究会において、招待講演を行った. (2)九州大学理学部博士コース学生橋本弘治氏とともに鞍点型問題が解をもつか否かを検証する方法を提案した. (3)研究代表者は滑らかでない方程式を持つ最適制御問題に対する数値解法を研究して、最適条件についての幾つかの重要な性質を見い出した。2003年9月の数学年会において講演を行った.
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Research Products
(4 results)
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[Publications] X.Chen, H.Hashimoto: "Verification methods for nonlinear equations with saddle point functions"Journal of Computational and Applied Mathematics. 159. 13-24 (2003)
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[Publications] X.Chen, H.Hashimoto: "Numerical validation of solutions of saddle anoint matrix equations"Numerical Linear Algebra with Applications. 10. 661-672 (2003)
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[Publications] X.Chen, M.Fukushima: "A smoothing method for a mathematical program with P-matrix linear complementarity constraints"Computational Optimization and Applications. 27. 223-246 (2004)
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[Publications] X.Chen: "First order conditions for nonsmooth discretized constrained optimal control"SIAM J.Control and Optimization. 42. 2004-2015 (2004)