2003 Fiscal Year Annual Research Report
Vibriovulnificusの肝硬変患者における病原因子の同定
Project/Area Number |
14570434
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Research Institution | KURUME UNIVERSITY |
Principal Investigator |
石井 邦英 久留米大学, 医学部, 講師 (60193249)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
豊田 哲也 久留米大学, 医学部, 教授 (00197972)
佐田 通夫 久留米大学, 医学部, 教授 (10162398)
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Keywords | vibriovulnificus / 病原因子 / 肝硬変 |
Research Abstract |
慢性肝疾患患者、特に肝硬変患者がvibriovulnificusに感染し、生命予後に重大な影響を及ぼすことを予防、阻止するために以下のようなことを行ないさらに臨床現場にて実施した。 (1)肝疾患患者に配布する-ビブリオ・バルニフィカスから肝硬変のあなたを守るために-というパンフレットを作成し、患者及び関連医療機関に配布した。 (2)医療従事者にvibriovulnificus感染症についての正確な知識を持ってもらうために、概要、病態、診断、治療、予防を示したテキストを作製した。 (3)関連医療機関にパンフレット、テキストを配布するとともに、パンフレットをもとに肝疾患患者を対象にビブリオ・バルニフィカス感染症予防についての指導を行なった。 以上の(1)(2)(3)を実施したが、平成15年度は久留米大学救命センター及び久留米大学第二内科では今のところvibriovulnificus感染患者及び重篤な病態を呈した患者の発生をみていない。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] Yoshiyasu Tsuji, Ryukichi Kumashiro, Kunihide: "Severe alcoholic hepatitis successfully treated by leukocytapheresis : A case report"Alcoholism : Clinical and Experimental Research. 27・8. 26s-31s (2003)
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[Publications] 横山信一, 石井邦英, 古賀裕之, 井上欣哉: "MR Lymphographyにる肝硬変疾患者胸管の観察-腹水との関連において-"肝臓. 44・7. 333-337 (2003)
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[Publications] 神代龍吉, 古賀郁利子, 久持顕子, 石井邦英: "消化器病患者における健康食品の摂取状況"肝臓. 44・9. 435-442 (2003)