2003 Fiscal Year Annual Research Report
MRIおよびMDCTによる非侵襲的冠動脈検査の基礎的・臨床的研究
Project/Area Number |
14570876
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Research Institution | Kyorin University |
Principal Investigator |
似鳥 俊明 杏林大学, 医学部, 教授 (90228247)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横山 健一 杏林大学, 医学部, 助手
高橋 修司 杏林大学, 医学部, 助手 (40256946)
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Keywords | 冠動脈 / MRI / MRA / CT / ステント / 心筋梗塞 / 虚血性心疾患 |
Research Abstract |
MRI pararell imaging法、coherent steady state GRE imaging法の併用で可能となったwhole coronary MRAの臨床応用に着手した。この方法は呼吸同期下で5分前後の撮像時間がかかるがほぼ全ての冠動脈血流の描出が可能で実用が期待される方法である。息止め下の非造影3D冠動脈MRAとの比較を現在行っている。また心筋Perfusion study、Delayed enhancement study, Wall motion studyを組み合わせたいわゆるone stop shoppingと呼ばれるcomprehensive cardiac examinationの一環として施行しており非侵襲的冠動脈疾患検査の有力な手段となりうると考えられる。 MD-CT 本年度に当付属病院に16列の多列検出器高速CT(MD-CT)が導入され、モデルによる実験から開始し、冠動脈病変を有する臨床例に応用し,画像スライス厚0.5mm,1mmでの正常血管,狭窄病変の描出能について検討を開始した。また本MD-CTではステント内部血流の有無診断が可能で、臨床例における描出能検討を行っている。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 似鳥俊明: "心臓画像診断-現状と展望-"日本医学放射線学会誌. 63. 3 (2003)
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[Publications] 高橋修司, 似鳥俊明, 横山健一, 他: "多裂検出器CTによる冠動脈狭窄診断の有用症例について"臨床放射線. 48. 395-399 (2003)
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[Publications] 高橋修司, 似鳥俊明, 横山健一, 他: "Multi-detect CTによる冠動脈描出能および狭窄病変に対する診断能の検討"日本医学放射線学会誌. 62. 808-816 (2003)
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[Publications] 横山健一, 似鳥俊明, 蜂屋順一: "三次元画像診断:MRI・冠動脈"総合臨床. 52. 1594-1598 (2003)
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[Publications] 横山健一, 似鳥俊明, 蜂屋順一: "最新のParallel imaging:冠動脈MRAにおけるParallel Imagingの応用"映像情報メディカル. 35. 42-45 (2003)
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[Publications] 横山健一, 似烏俊明, 高橋修司, 他: "V領域別MRIの最新動向 2 心臓 1)冠動脈MRAの撮像テクニック"INNERVISION. 18. 10-13 (2003)