2004 Fiscal Year Annual Research Report
看護系大学における「ファカルティ・ディベロップメント」の課題と展望
Project/Area Number |
14572230
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
前川 幸子 大分大学, 医学部, 助教授 (30325724)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原田 千鶴 大分大学, 医学部, 助教授 (80248971)
小幡 光子 大分大学, 医学部, 教授 (50264346)
荒尾 博美 大分大学, 医学部, 助手 (00274746)
宮崎 伊久子 大分大学, 医学部, 助手 (30347041)
末成 弘子 大分大学, 医学部, 助手 (60315322)
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Keywords | ファカルティ・ディベロップメント / 看護系大学教員 / 教師教育 / ファカルティ・ディベロップメント プログラム |
Research Abstract |
本研究は、看護系大学におけるファカルティ・ディベロップメントの現状と課題を明らかにし、看護学教育におけるファカルティ・ディベロップメントの展望について検討することを目的に、3年計画で取り組んできた。看護系大学教員に対して質問紙調査を用い、看護系大学に所属する教員の一般的特性や教員のファカルティ・ディベロップメントに対する認識、さらに教員のファカルティ・ディベロップメントに対するニーズなどが明らかになった。 以上から、看護系大学におけるファカルティ・ディベロップメントの課題および展望について検討していくためには、看護系大学ファカルティ・ディベロップメント運営に実際に携わっている教員の意見(ファカルティ・ディベロップメント運営の困難点、ファカルティ・ディベロップメントの成果を評価する方法や時期、また今後のファカルティ・ディベロップメントの可能性や課題など)が重要と判断した。それらを考察の観点に加える方針である。そのための情報収集、さらに考察の視点へと発展させるための検討期日を考慮し、成果報告書の提出期日を次年度に延期するに至った。 看護系大学のファカルティ・ディベロップメントの実際に携わっている教員から、大学の仕組みとともに実際どのような工夫および配慮をしながら行っているのか、などの意見を参考にしながら考察の視点として生かしたい。
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