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2002 Fiscal Year Annual Research Report

睡眠・覚醒リズム解析からみた療養環境の日中の明るさに関する研究

Research Project

Project/Area Number 14572245
Research InstitutionCollege of Nursing Art and Science, Hyogo

Principal Investigator

若村 智子  兵庫県立看護大学, 看護学部, 講師 (40240452)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 大島 理恵子  兵庫県立看護大学, 看護学部, 助手 (90347534)
大金 ひろみ  兵庫県立看護大学, 看護学部, 助手 (60305696)
宮島 朝子  兵庫県立看護大学, 看護学部, 助教授 (60115946)
近田 敬子  兵庫県立看護大学, 看護学部, 教授 (10115884)
堀田 佐知子  兵庫県立看護大学, 看護学部, 助手 (00347535)
Keywords睡眠・覚醒リズム / 環境調整 / 光曝露 / 環境温度サイクル / 概日リズム / 長日・短日 / 季節適応 / 臨床研究
Research Abstract

研究目的 病院などの療養者の生活環境は、病状などの特殊性が優先されがちで、その場所の特に光環境などが生体に及ぼす影響については、考慮されることはまだ少ない。今回は、南側・北側の病室あるいは、窓側・廊下側の環境での生活による睡眠・覚醒リズムなどのずれから、その療養環境と光環境との関係性を明らかにすることを目的とする。特に季節の変化による光の影響、環境温度サイクルの違いなどを考察のポイントとする。
実施内容(本年度) 補助金交付決定後の平成14年10月に、研究実施可能な病院への協力依頼を行い、兵庫県立総合リハビリテーションセンター中央病院の4西病棟での研究実施の内諾を得た。また、平成14年12月18日に、兵庫県立看護大学研究倫理委員会より、本研究実施にあたって研究計画書および説明の文書類の研究倫理に関する審査の承認をうけた。同時に、兵庫県立総合リハビリテーションセンター中央病院で、共同研究実施に関する承認を得た(平成15年1月)。その間に、睡眠・覚醒リズムを測定するための機器および環境測定機器類の整備を行い、関連文献の収集を行った。平成15年2月、該当病棟のそれぞれ条件の異なるベッド位置において、実際の光環境、温度・湿度環境について3日間のデータ収集を行った。
成果等 光環境については、設置場所が不適切で今後の検討が必要であったが、温度環境は、窓側東側ベッドと、東側が廊下側になるベッドでは、同様の空調を行っているにもかかわらず、環境温度におよそ1℃程度の相違がみられ、光曝露量の差や、温度環境サイクルの相違が予想され、これらの因子が生体に関係していることが予想された。
今後は、研究協力の得られた療養者の睡眠・覚醒リズムを調査し、これらの環境との相互作用を考察していく予定である。平成16年の夏(夏至時期)までは季節の変化に応じながら順次、データを収集する予定である。

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Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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