2002 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14572290
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Research Institution | Nagano College of Nursing |
Principal Investigator |
FISHER Anita L 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (10336620)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
縄 秀志 長野県看護大学, 看護学部, 助教授 (90254482)
奥野 茂代 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (90295543)
小西 恵美子 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (70011054)
跡上 富美 長野県看護大学, 看護学部, 講師 (20291578)
安田 貴恵子 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (20220147)
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Keywords | ライフスタイルアセスメント / 生活の質評価 / 女性の健康 / 更年期 / 骨粗鬆症 / 健康増進 |
Research Abstract |
初年度の目的は、女性の健康歴、遺伝要因、食事、運動、生活スタイル全般、そして様々なレベルの症状に関する情報を収集して、閉経後期の骨粗鬆症と診断された長野県伊那地方の女性の生活の質についての広範囲にわたるアセスメントツールの開発であった。このツール開発に当たっては、カナダ、アメリカ、イギリスで使用された信頼性と妥当性のある質問紙の中の項目を、日本語に訳し、さらに英語にバックトランスレーションすることにより信頼性を高め、日本の状況に適応するようにした。 日本の状況におけるこの尺度の信頼性と妥当性をテストする目的で、伊那地方の55才から70才の33名のコンビニエンスサンプルに対してパイロットテストを行った。被検者には、骨密度、他の身体計測も行っている。パイロットテストのデータはSPSS11を用いて分析し、妥当性と信頼性を評価してより大きな研究計画に向けて改善を行っている。 この尺度を用いて、次年度(2003-2004)は、伊那地方の100名の女性に調査を予定している。この調査の目的は、長野県伊那地方の女性の骨粗鬆症の発生と罹患の主な因子を特定することである。この研究から得られたデータは、地方において骨粗鬆症の発生を防ぐ、あるいは最小にすることを目的とした、健康を増進するための基礎的な枠組となる。
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