2002 Fiscal Year Annual Research Report
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14572307
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Research Institution | Japanese Red Cross College of Nursing |
Principal Investigator |
筒井 真優美 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (50236915)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江本 リナ 日本赤十字看護大学, 看護学部, 講師 (80279728)
飯村 直子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 助教授 (80277889)
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Keywords | 小児看護 / 技 / 臨床判断 / エキスパートナース / ケアの効果 / 看護の質 |
Research Abstract |
平成14年度は、小児看護における臨床判断、技、エキスパートネスなどに関する国内外の文献検索を行い、国内160文献、国外49文献より文献検討を行った。 文献検討の結果、(1)小児看護実践に関する研究の動向と今後の課題、(2)海外文献にみる小児看護実践に関する研究の動向、(3)小児看護実践のケアプロセスとその効果、(4)臨床判断の内容、(5)小児看護実践での臨床教育、について明らかにされた。 これらの文献検討を基に、小児看護における臨床判断と卓越した技を探求し、看護師のエキスパートネスを言語化(モデル化)することを目的とし、以下のような研究計画を検討した。 1.研究デザイン:質的記述的デザイン2.研究参加者:小児看護領域で5年以上の経験を持ち卓越した技を持つ看護師3.データ収集方法:参加観察およびインタビュー4.データ分析方法:得られたデータについて、「臨床判断」「ケア内容」「ケア効果」「エンパワーメント」「患者-家族関係」「看護師間の関係」「医師-看護師関係」の視点から質的に内容を分析し、カテゴリー化する。 又、参加観察を行う場面を設定し、小児看護を専門とした臨床経験豊富な看護師に対して半構成的面接を行うためのインタビューガイドを作成した。
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