2005 Fiscal Year Annual Research Report
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14572308
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Research Institution | The Japanese Red Cross Hiroshima College of Nursing |
Principal Investigator |
野口 眞弓 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 教授 (40241202)
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Keywords | アクションリサーチ / 母乳 / ケア |
Research Abstract |
本研究では、正常分娩後に母乳育児を希望する女性に対する病院でのケアを向上させるためのアクションリサーチを広島市内の総合病院の産科を含む混合病棟で行った。アクションリサーチは、「問題の特定」、「データ収集」、「要因の明確な表現」、「計画された変更」、「データ分析」、再び「問題の特定」という循環したサイクルの研究である。平成14年度は、「問題の特定」および「データ収集」を、平成15度年は、「要因の明確に表現」および「計画された変更」を、平成16年度は、「計画された変更」および「データ分析」を、平成17年度は、「データ分析」を行った。 平成17年度にデータ分析を行い、以下のことが明らかになった。 1.母乳育児を継続させるためのケアの変更にともない、ケア満足度が高まった。 2.母乳育児に関するケア評価は、病棟の業務量による影響をうけ、業務量が多くなるとケア評価が低下する傾向が示された。 3.重回帰分析により、年齢が高く、入院新生児数が少なく、予約入院数が少なく、母乳育児に関する問題が少ないほど、母乳育児に関するケア評価が高いことが明かとなった。
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