2003 Fiscal Year Annual Research Report
科学技術教育のための教育用マシニングセンタとCAD/CAMの研究開発
Project/Area Number |
14580199
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
池崎 八生 大分大学, 教育福祉科学部, 助教授 (70136571)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
牧野 治敏 大分大学, 教育福祉科学部, 助教授 (30165683)
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Keywords | 教育用マシニングセンタ / ベビーフライス盤 / ステッピングモータ / 日本産業技術教育学会 |
Research Abstract |
本年度は前年度、行った教育用マシニングセンタ本体の製作とその評価用制御ソフトウエアの開発したものに改良を試みた。 始めに教育用マシニングセンタ本体部分の改良点はハンドル部分と軸の間にステッピングモータが入るので各軸方向に長くなる。そこでできるだけ軸中心の編心量を少なくなるように試みた。被削材料としてプラスチックは十分に切削できる。さらに,作業性や安全性の向上のために,カバーを取り付けた。このことによって、教育用工作機械として安全性が保たれると考えられる。 構成部品の改良として本体とステッピングモータの取り付けジグの加工精度を上げ、調整をできるだけ簡単にできるようにした。 次に評価用に開発を行ったソフトウエアの改良を行った。改造した本体を動作させる制御ソフトウエアは低価格でどこまでも実機に近い機能を含むことができるもの,また教育的実践が行えるものを開発することを目的にしているので,実際のマシニングセンタが動作する加工データを生成しなければならない。そこで,今回開発した評価用の制御ソフトウエアから得られた加工データによって,既設のマシニングセンタで実際に加工したところ,生産用マシニングセンタを制御できる加工データを得ることが確認された。今回はさらにグラフィカルに各種設定が行えるように改良を加えた。また,この制御ソフトウエアについては日本産業技術教育学会九州支部論文集ISSN1348-6489において発表した。
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Research Products
(1 results)