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2004 Fiscal Year Annual Research Report

単調回帰問題の拡張とその様々な応用

Research Project

Project/Area Number 14580351
Research InstitutionMeisei University

Principal Investigator

広津 千尋  明星大学, 一般教育, 教授 (60016730)

Keywords凹凸パターン / 拡張max t検定 / 血圧24時間値 / 最適実験計画 / max min検定 / プロファイル解析
Research Abstract

平成15年度研究の継続で,血圧24時間自動測定値のプロファイル解析の研究を行った.血圧24時間値は健常者においては,夜間適度に低下する(Dipper)が,逆に夜間上昇する(Inverted Dipper)グループ,および平坦に推移する(Flat)グループが存在し,ある種の脳血管障害との関連が指摘されている.また,夜間低下の程度が激しい(Extreme Dipper)グループの存在も一部で指摘されていたが,本研究ではさらに,Ultra Extreme Dipperグループを特定してその特徴付けを行っている.とくに,新しい発見で興味があるのは,これらのグループが午前7時には収縮期血圧140mmHg前後の狭い範囲に集中しており,本研究で開発したプロファイル解析に依らないと区別がつかないことである.これは医療上も重要な知見であり,本研究は最近叫ばれているいわゆる個の医療に有用であるとされる.
このプロファイル解析とも関連して,凹凸プロファイル検証のための最適実験計画の研究を進め,一定の成果があった.すなわち,検定法を線形検定のクラスとした上で,凹凸プロファイルパターンに関する検出力のmax min問題を解き,最小検出力を最大に保ったままできるだけサンプルを均等に割り振る最適配分の解を求めた.この研究は,当人による単調仮説検証のための最適実験計画の拡張になっている.

  • Research Products

    (1 results)

All 2004

All Book (1 results)

  • [Book] 医学・薬学データの統計解析2004

    • Author(s)
      広津千尋
    • Total Pages
      280
    • Publisher
      東京大学出版会

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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