2004 Fiscal Year Annual Research Report
自己説明型コンポーネントを用いた学習用教材の研究開発
Project/Area Number |
14580387
|
Research Institution | The University of Aizu |
Principal Investigator |
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永松 礼夫 会津大学, 情報センター, 助教授 (40172556)
ALEXANDER Vazhenin 会津大学, コンピュータ理工学部, 講師 (10325970)
石川 毅 会津大学, 企画運営室, 講師 (10254096)
気仙 勇子 会津大学, 企画運営室, 講師 (20254097)
前田 多可雄 会津大学, 企画運営室, 講師 (00264565)
山内 和昭 会津大学, 企画運営室, 講師 (30254098)
|
Keywords | 自己説明型コンポーネント / フィルム技術 / マルチプルビュー / アルゴリズムの説明 / アルゴリズムの定義 / 学習用教材 / 知識の表現 / 知識の獲得 |
Research Abstract |
今年度は、1)セルオートマトンに関するアルゴリズムと2)コンポーネント間の通信と入出力処理のための自己説明型コンポーネントの適用性をテストした。最初の項目として、2次元構造上のセルオートマトン(CA)に関するアルゴリズムの定義のための視覚的なモデルと、これに関するビジュアルプログラミング言語を開発した。さらに、CAの視覚的なモデルを操作するためのマルチメディア環境の実装がなされ、ビジュアル表現や言語の分かりやすさを評価するための実験を行った。2つめの項目として、1)テキストを多く用いない、2)理解そして使用が簡単な、3)プログラミングツールや学習ツールとして応用できる、コンポーネント間の通信を定義するための視覚的な手法を開発した。具体的な成果としては:ピアツーピア、マスター/スレーブ、クライアント/サーバ、パイプラインにおける通信処理に関するサイバーフィルムと、そこで用いられるコンポーネントレベルにおける数式を作成した。入出力フレームとそこで用いるサイバーフィルムレベルの数式のためのディスプレイの設計と、マイクロアイコンレベルの定義のためのパネルを作成した。サイバーフィルムライブラリのための多くのコンポーネントを開発し、ユーザビリティテストを実施。さらに、マルチメディアで表現されたアルゴリズムの骨格を作成するためのエディタを改良し、これによってサイバーフィルムライブラリのためのコンポーネントを多数開発した。これらのライブラリのコンポーネントは、大学のカリキュラムの一環である「アルゴリズムとデータ構造」や「上級アルゴリズム」の教材として十分適用することが可能である。
|
Research Products
(7 results)