2002 Fiscal Year Annual Research Report
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14605002
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Research Institution | The Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
岡本 隆之 理化学研究所, ナノフォトニクス研究室, 先任研究員 (40185476)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 淳 九州大学, 大学院・工学研究院, 教授 (30136551)
石田 昭人 京都府立大学, 人間環境学部, 助教授 (20184525)
梶川 浩太郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 助教授 (10214305)
福井 萬壽夫 徳島大学, 工学部, 教授 (70035632)
林 真至 神戸大学, 工学部, 教授 (50107348)
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Keywords | 表面プラズモン / 局在プラズモン / 金属微粒子 / ナノ領域閉じ込め / 電場増強 / 太陽電池 / バイオチップ |
Research Abstract |
メーリングリストを立ち上げ、研究代表および分担者間の情報交換および、得られた研究成果のディスカッションを行った。また、得られた調査結果を公開するためにWebサーバーを立ち上げた(予定)。さらに、非公開の研究会を2回行い、メーリングリストでのディスカッションを補完した。 米国ロチェスター大学で開催された第7回近接場光学国際会議(nfo-7)に出席し(岡本、梶川)、海外での研究動向の調査を行った。本会議において、表面プラズモン関連の研究発表が目立った。総論文数に対する表面プラズモン関連論文数はnfo5(1998年)の11%、nfo6(2000年)15%から、今回のnfo7では23%に激増した。この比率からも表面プラズモン共鳴がナノフォトニクスの分野で非常に着目されていることがわかった。 第63回応用物理学会学術講演会において「表面プラズモン共鳴によるナノ領域光局在」というテーマで公開シンポジウムを開催した。本シンポジウムでは本研究のメンバー6名と外部研究者2名による8件の講演を行った。シンポジウムには100名を越える出席者があり、局在プラズモン共鳴が着目されていることがわかった。講演タイトルは物理的な基礎と応用に関するものが2件、太陽電池関連が2件、近接場分光が1件、バイオセンシングに関するものが3件であった。 本企画調査研究のメンバーが主体となって平成15年度発足の特定領域研究「表面プラズモン共鳴によるナノ領域光局在」(代表・福井)の申請を行った。
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