2002 Fiscal Year Annual Research Report
多値技術に基づく高速データ転送とそのマルチメディアVLSIプロセッサへの応用
Project/Area Number |
14608010
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
羽生 貴弘 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (40192702)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
米田 友洋 国立情報学研究所, 教授 (30182851)
川人 祥二 静岡大学, 電子工学研究所, 教授 (40204763)
亀山 充隆 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (70124568)
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Keywords | 高速データ転送技術 / ニューパラダイムコンピユーティング / コミュニケーションVLSIプロセッサ / ISSCC / Rambus / マルチメディア応用 / 記憶・演算一体化 / 不揮発性ロジック |
Research Abstract |
本研究課題では、米国等で先行している高速データ転送技術を、この分野で著名な国際会議への参加や著名な研究者を交えた国際研究討論会を自ら開催することで習得すると共に、この技術を活用したより高性能な高速データ転送技術の開発を目的としている。この観点から本年度の研究成果の概要を以下に列挙する: (1)国際会議「VLSI回路シンポジウム」への参加(平成14年6月):VLSI Circuit Symposiumは回路技術に関する国際会議であり、最先端回路技術に関する最も権威のある国際会議の1つである。本研究代表者らはこの国際会議に出席し、最新の高速データ転送技術動向を調査した。昨年までRambus社等の米国企業が主流だった高速データ転送技術は、平成14年度になりアジア地区や国内大手企業も積極的に研究がなされていることが伺えた。また、高速データ転送技術と演算機能を一体化したCommunnication Processorと呼ばれるマルチメディア応用プロセッサの発表も盛んに行われた。本研究者らのグループでも、高速データ転送を実現するため、演算機能と記憶機能を一体化する新しい回路技術をこの国際会議で発表し、研究者の興味を引いた。 (2)国際会議「ニューパラダイムVLSIコンピューティング」の開催(平成14年12月): 高速データ転送および高速演算機能も交えたVLSIコンピューティング全般をカバーする国際会議として、本研究者らのグループが中心となり、第1回ニューパラダイムコンピューティング国際会議を東北大学(仙台)で開催した。国外から招聘された研究者は約10数名、国内から約100名程度の研究者が集い、3日間に渡り研究発表を行った。国内外の研究者間で活発な討論が展開され、とても有意義な国際会議であった。 (3)国際会議ISSCC'03への参加(平成15年2月): 国際固体回路会議(ISSCC)も最先端回路技術に関する最も権威ある国際会議の1つである。この会議において、本研究者らのグループは、高速データ転送に関連する不揮発性ロジック回路と呼ぶ新しい回路技術を発表した。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] Takahiro Hanyu: "New Paradigm Computing Research and IT Policy"International Symposium on New Paradigm VLSI Computing. 1. 9-12 (2002)
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[Publications] Michitaka Kameyama: "VLSI Computing and System Integration for Real-World Applications"International Symposium on New Paradigm VLSI Computing. 1. 13-16 (2002)
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[Publications] Hiromitsu Kimura: "VLSI System Based on Ferroelectric Logic-in-Memory Architeture"International Symposium on New Paradigm VLSI Computing. 1. 60-65 (2002)