2002 Fiscal Year Annual Research Report
転写制御複合体形成のダイナミクスとその生物機能の解明
Project/Area Number |
14608025
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
山本 雅之 筑波大学, 基礎医学系, 教授 (50166823)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
深水 昭吉 筑波大学, 応用生物化学系, 教授 (60199172)
太田 力 国立ガンセンター研究所, 腫瘍ゲノム解析・情報研究部, 室長 (10290892)
田中 俊之 筑波大学, 応用生物化学系, 助教授 (10217052)
本橋 ほづみ 筑波大学, 基礎医学系, 講師 (00282351)
青田 聖恵 大阪大学, 医学研究科, 助手 (80289363)
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Keywords | 転写 / 基本転写因子 / クロヌチン / 個体発生 |
Research Abstract |
2003年1月23日(木)から25日(土)にわたり、つくば国際会議場中ホール300において、転写研究会を開催した。演題は計58題で出席者はのべ300人におよんだ。会議は、大きく分類して1)基本転写因子に関する研究7題2)クロマチンレベルでの転写制御機構10題3)転写活性化機構2題4)転写抑制化機構3題4)個体発生における転写因子の役割17題5)高次生命現象における転写因子の役割17題6)蛋白質の3次元構造解析2題であった。プレゼンテーションは、発表15分、質疑応答3分で行われた。発表は液晶発表を主としたが、スライド発表およびOHPによる発表を併用した。また、6から7演題ごとに、20分間の休憩を設けた。いずれの発表に対しても、制限時間をこえる質問が寄せられ、活発な討論が行われた。また、会議の連絡および宣伝を目的としてインターネット上にホームページを開設した。ホームページには、会議の主旨、プログラムおよび会場の案内などを掲載して、出席者への便宜を謀った。なお、出席者および発表者への連絡は主にメールにより行った。当研究会は、転写に関する研究者の交流をはかることにより、共同研究などの萌芽となることを目的のひとつとするので、今後も本研究会を継続して開催することにより、より一層の成果が得られるものと考えられる。
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